弥生とエフアンドエムが資本業務提携、中小企業のバックオフィス支援強化へ
PR TIMES より
スポンサーリンク
記事の要約
- 弥生とエフアンドエムが資本業務提携を締結
- バックオフィス支援領域での協業によるシナジー最大化を目指す
- 中小企業の経営課題解決と両社の企業価値向上が目的
スポンサーリンク
弥生とエフアンドエムの資本業務提携によるバックオフィス支援強化
弥生株式会社とエフアンドエムは、中小企業の経営課題解決に向けた関係強化と両社の企業価値向上を目的として資本業務提携を2024年8月22日に締結した。この提携により、弥生の会計・商取引・給与計算領域とエフアンドエムの労務・人事領域を中心としたバックオフィス業務支援の実績とノウハウを組み合わせることで、より利便性の高い新たな製品開発や付加価値の提供が可能になる。[1]
弥生は会計・商取引・給与計算などスモールビジネスのバックオフィス業務を支援するソフトウエア「弥生シリーズ」を展開しており、登録ユーザー数は310万を超えている。一方、エフアンドエムは中小企業向けバックオフィスコンサルティングサービス「エフアンドエムクラブ」や、"アラカルト型"人事労務クラウドソフト「オフィスステーション」を提供している。
両社は今後、エフアンドエムが運営する「エフアンドエムクラブ」の拡販やコンテンツの拡充、税理士をはじめとした士業向けのメンバーシップ価値の向上に取り組む予定だ。さらに、弥生が2023年10月に立ち上げた新ブランド「弥生 Next」におけるサービス拡張として、労務領域での展開を共同で進めることや中小企業の人的資本経営に資する人事領域での連携を検討している。
弥生とエフアンドエムの資本業務提携の概要
弥生 | エフアンドエム | |
---|---|---|
主要事業 | 会計・商取引・給与計算ソフトウエア | バックオフィスコンサルティング、人事労務クラウドソフト |
代表的サービス | 弥生シリーズ | エフアンドエムクラブ、オフィスステーション |
ユーザー数 | 310万以上 | 記載なし |
提携の目的 | 中小企業の経営課題解決、両社の企業価値向上 | |
今後の展開 | エフアンドエムクラブの拡販、弥生 Nextでの労務領域展開 |
スポンサーリンク
バックオフィス業務について
バックオフィス業務とは、企業の主要な事業活動を支える間接的な業務のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 経理・会計、人事・労務、総務などの管理部門の業務
- 直接的な利益を生まないが、企業運営に不可欠な業務
- デジタル化・自動化による効率化が求められる分野
弥生とエフアンドエムの資本業務提携は、このバックオフィス業務の効率化と高度化を目指すものだ。両社の強みを活かした新たな製品開発や付加価値の提供により、中小企業のバックオフィス業務の生産性向上が期待される。特に物価高や原材料費の上昇などの影響を受ける中小企業にとって、この提携によるサービス強化は経営環境の改善に大きく貢献する可能性がある。
弥生とエフアンドエムの資本業務提携に関する考察
弥生とエフアンドエムの資本業務提携は、中小企業のバックオフィス業務支援において大きな可能性を秘めている。両社の強みを組み合わせることで、会計から人事労務まで幅広い領域をカバーする総合的なソリューションの提供が可能になり、中小企業の生産性向上に大きく貢献するだろう。特に「弥生 Next」を通じた労務領域への展開は、ユーザーにとってワンストップでのサービス利用を実現し、利便性を大幅に向上させる可能性がある。
一方で、両社のシステムやデータの統合には技術的な課題が存在する可能性がある。異なるプラットフォームやデータ形式の統合には時間とコストがかかる場合があり、スムーズな連携を実現するためには慎重な計画と実行が必要だ。また、両社のブランドアイデンティティや企業文化の違いを乗り越え、効果的な協業体制を構築することも重要な課題となるだろう。
今後は、AIやクラウド技術を活用した更なる機能拡張や、中小企業の経営者向けの意思決定支援ツールの開発など、より高度なサービスの提供が期待される。また、政府が推進する中小企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)施策との連携も視野に入れ、公的支援を活用した中小企業向けサービスの拡充も検討の余地がある。両社の提携が日本の中小企業の競争力強化にどのように貢献していくか、今後の展開に注目が集まる。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「弥生、株式会社エフアンドエムと資本業務提携 | 弥生株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000268.000015865.html, (参照 24-08-24).
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
- NDMP(Network Data Management Protocol)とは?意味をわかりやすく簡単に解説
- Looker Studioの更新頻度の設定や最適化のコツ・影響について解説
- Mcframe認定試験とは?意味をわかりやすく簡単に解説
- Looker Studioのデータをエクスポートする方法や注意点などを解説
- MVNO(Mobile Virtual Network Operator)とは?意味をわかりやすく簡単に解説
- MVP(Minimum Viable Product)とは?意味をわかりやすく簡単に解説
- MOT(Marketing Opportunity Test)とは?意味をわかりやすく簡単に解説
- ne.jpとは?意味をわかりやすく簡単に解説
- Looker Studioのディメンションを追加する方法や活用術を解説
- MBO(Management by Objectives)とは?意味をわかりやすく簡単に解説
- カネカソーラーサーキットのお家が簡易全館空調システム「ユニエア」を開発、第18回キッズデザイン賞を受賞
- KiteRaと兼松コミュニケーションズがBCP支援で提携、企業の危機管理体制強化に貢献
- 大栄産業がレジリエンス認証を取得、群馬県建設業で初の環境防災配慮型工法を展開
- ウェブ解析士協会がGoogleタグマネージャー講座を開催、GA4移行に伴う活用スキルの向上に貢献
- ANA XとANA Pocket、産学連携で新キャラクター「ふわもちゃん」誕生、移動体験の向上を目指す
- 東洋学園大学が産官学連携でこども服譲渡会を初開催、SDGsの実践的学びと地域貢献を実現
- ポーラの産後ケアアプリ「mamaniere」がキッズデザイン賞を受賞、顔分析技術で個別化されたケアを提案
- ノーススターのキッズドクターがキッズデザイン賞を受賞、24時間オンライン診療で子育て支援に貢献
- エンターテック・ユニバーシティが音楽データアナリスト養成講座を開講、ビルボードジャパンのデータを活用しヒットソング分析スキルの向上を目指す
- RelicとFFGが九州大学ビジネス・スクールでイントレプレナー養成講座を開催、福岡・九州地域のイノベーション創出を加速
スポンサーリンク