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プラスオートメーションが新たな物流ロボティクスソリューションを発表、倉庫内の入荷から出荷までの全自動化が可能に

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

プラスオートメーションが新たな物流ロボティクスソリューションを発表、倉庫内の入荷から出荷までの全自動化が可能に

PR TIMES より


記事の要約

  • プラスオートメーションが新ソリューションを発表
  • 自動倉庫「AirRob」など3つの新製品をローンチ
  • 倉庫内の入荷から出荷までの自動化が可能に

プラスオートメーションが新たな物流ロボティクスソリューションを発表

プラスオートメーション株式会社は2024年8月26日、物流ロボティクスサービス「RaaS」の新ソリューションとして、自動倉庫「AirRob」と2種類の搬送ロボットをローンチした。AirRobは高スループット・高密度保管・自由なレイアウトを同時に実現する自動倉庫システムで、入出庫の多いオペレーションに最適だ。チルド帯にも対応可能な点が特徴となっている。[1]

搬送ロボットの新製品には、T11型パレット対応の「LUC-L1500V」と台車搬送可能な「JUC-L600R」がある。これらの新ソリューションにより、プラスオートメーションは創業以来5,000台以上の導入実績を持つ仕分けロボット「t-Sort」と合わせて、倉庫内の入荷から出荷までの自動化におけるトータルソリューションの提供が可能になった。

新製品の実機展示とデモンストレーションは、国際物流総合展2024のプラスオートメーションブース(東:6-503)で行われる予定だ。同社は今後も顧客の現場課題解決に向けて、関係者と共に多様なサービスを創出していく方針を示している。これらの新ソリューションは、物流業界の自動化と効率化に大きな影響を与える可能性がある。

プラスオートメーションの新ソリューションまとめ

AirRob LUC-L1500V JUC-L600R
製品タイプ 自動倉庫 搬送ロボット 搬送ロボット
主な特徴 高スループット・高密度保管・自由なレイアウト T11型パレット対応 台車搬送可能
適用分野 入出庫の多いオペレーション(日用品・アパレル・製造部品) 倉庫・工場内のパレット搬送 倉庫内や工場内の工程間搬送
特記事項 チルド帯対応可能 3Dビジョンセンシング技術搭載 3Dビジュアル障害回避システム搭載
プラスオートメーション公式サイトはこちら

RaaSについて

RaaSとは、「Robotics as a Service」の略称で、ロボティクス技術をサービスとして提供するビジネスモデルを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 初期投資を抑えてロボティクス技術を導入可能
  • 必要に応じてスケーラブルにサービスを利用できる
  • 最新のロボティクス技術を常に利用可能

プラスオートメーション株式会社が提供するRaaSは、物流分野に特化したサービスとなっている。同社の仕分けロボット「t-Sort」や新たに発表された自動倉庫「AirRob」、搬送ロボット「LUC-L1500V」「JUC-L600R」などを、顧客のニーズに合わせてサブスクリプション形式で提供することで、物流現場の自動化と効率化を支援している。

プラスオートメーションの新ソリューションに関する考察

プラスオートメーションが発表した新ソリューションは、物流業界の課題解決に大きく貢献する可能性がある。特にAirRobは高スループットと高密度保管を両立しつつ、自由なレイアウトを実現できる点が画期的だ。これにより、既存の倉庫スペースを最大限に活用しながら、効率的な入出庫オペレーションが可能になるだろう。

一方で、これらの新技術導入に伴う従業員のスキルアップや、既存システムとの統合など、運用面での課題も予想される。また、初期投資や運用コストの問題も、中小企業にとっては導入の障壁となる可能性がある。これらの課題に対しては、段階的な導入プランの提供や、従業員向けの充実したトレーニングプログラムの開発が解決策として考えられる。

今後、AIIoT技術との更なる融合により、より高度な予測や最適化が可能になることが期待される。例えば、需要予測と連動した自動在庫管理や、他社の物流システムとの連携による業界全体の効率化など、RaaSの可能性は無限に広がっている。プラスオートメーションには、こうした先進的な技術開発を継続しつつ、ユーザーフレンドリーなインターフェースの提供や、業界標準の確立にも貢献していくことを期待したい。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「ロボティクス自動倉庫 「AirRob」 と搬送ロボット2機種を同時ローンチ | プラスオートメーション株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000051623.html, (参照 24-08-28).

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