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公開：2024-08-31

モンドリアンがFortniteで新潟古町ルフルを再現、メタバース×ラジオで地域魅力発信の新境地を開拓

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• モンドリアンがFortniteで新潟古町ルフルを再現
• ジグノシステムジャパンがラジオでプロモーション
• メタバース×ラジオで地域魅力発信の新境地を開拓

Fortniteで新潟古町ルフルを再現したメタバース×ラジオプロジェクト

株式会社オープンハウスグループは、グループ会社のモンドリアンがジグノシステムジャパンと共同で「メタバース×ラジオ」におけるパッケージ施策を開始したことを発表した。その第一弾として、Fortnite上で「新潟県古町ルフル」マップを2024年8月27日に公開している。このプロジェクトでは、国土交通省が主導する「PLATEAU」を活用し、リアルな地域の特徴を仮想空間に忠実に再現することが可能となった。^[1]

Fortnite「新潟県古町ルフル」マップは、ユーザーが新潟県の魅力を仮想空間で体験できるように設計されている。マップのタイトルは「新潟 古町ルフル 陣取りバトル」で、マップコードは5827-3788-1716となっている。このマップは無料で利用可能であり、株式会社モンドリアンとジグノシステムジャパン株式会社が共同で制作を担当した。

ジグノシステムジャパンは、公開マップへの集客を支援するため、FMラジオを活用したプロモーション活動を展開している。2024年8月28日には、TOKYO FMの番組「ONE MORNING」内で、このプロジェクトを紹介した。モンドリアンは今後も、メタバース・XR事業の発展を目指し、ジグノシステムジャパンおよびTOKYO FMグループと連携して、制作開発からラジオを活用したプロモーション活動までを包括的に展開していく方針だ。

新潟古町ルフルFortniteマップの概要

メタバース×ラジオパッケージ施策の詳細はこちら

Fortniteについて

Fortniteとは、登録アカウント数5億人を超える人気オンラインゲームであり、メタバース領域でも圧倒的な存在感を放っている。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• バトルロイヤルモードとクリエイティブモードを提供
• クリエイティブモードでは自由にワールドを作成可能
• 高度なグラフィック制作や開発環境「Unreal Editor for Fortnite」を提供

Fortniteのクリエイティブモードは、ワールドを作成するためのさまざまなツールとリソースが用意されており、その自由度の高い機能が人気を集めている。SNS上でもコミュニティの交流が大変活発で、2023年3月にリリースされた「Unreal Editor for Fortnite」により、よりゲーム開発環境に近いツールでのマップ作成が可能となり、クリエイターの新規参入や高度なグラフィック制作など、さらなる発展を遂げている。

メタバース×ラジオプロジェクトに関する考察

モンドリアンとジグノシステムジャパンによる「メタバース×ラジオ」プロジェクトは、地域の魅力発信に新しい可能性を示している。Fortniteという人気プラットフォームを活用することで、若年層を中心に幅広い層へのリーチが期待できる一方、ラジオというより伝統的なメディアを組み合わせることで、世代を超えた訴求が可能となっているのだ。この相乗効果により、地域の魅力をより多角的に発信できる可能性がある。

しかし、このプロジェクトの成功には、継続的なコンテンツ更新とユーザーエンゲージメントの維持が課題となるだろう。Fortnite内のマップは、一度作成しただけでは長期的な関心を維持することが難しい。定期的なイベントの開催やマップの更新、ラジオとの連動企画など、ユーザーの興味を持続させる工夫が必要となってくる。

今後の展開としては、他の地域や企業とも連携し、このモデルを全国展開していくことが考えられる。さらに、VRやARなどの技術を取り入れることで、よりリアルな体験を提供することも可能だろう。メタバースとリアルの融合という観点から、オンラインでの体験を実際の観光や地域活性化にどうつなげていくかが、このプロジェクトの真価を決める重要な要素となるに違いない。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「メタバース×ラジオで開拓する地域魅力発信の新境地　「新潟古町ルフル」プロジェクトの挑戦 | 株式会社オープンハウスグループのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000612.000024241.html, (参照 24-08-31).

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