Generative AI Japanが生成AI大賞2024の審査委員7名を追加、産学連携で日本の生成AI活用を促進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

Generative AI Japanが審査委員7名を追加
「生成AI大賞2024」の審査委員会を拡充
産業界・学術界の有識者が新たに参加

Generative AI Japanによる生成AI大賞2024の審査委員拡充

一般社団法人Generative AI Japan（GenAI）は、日経ビジネスと共同で開催する「生成AI大賞2024」の審査委員会に新たに7名の審査委員を追加したことを2024年9月4日に発表した。この追加により、産業界・学術界からの多様な専門知識を持つ有識者が審査に参加することとなった。^[1]

新たに追加された審査委員には、GenAIの理事を務める7名の専門家が含まれている。ウルシステムズ株式会社の漆原茂氏、パナソニックコネクト株式会社の河野昭彦氏、株式会社ベネッセホールディングスの國吉啓介氏、デジタルハリウッド大学の佐藤昌宏氏、株式会社メンバーズの白井恵里氏、琉球大学の玉城絵美氏、株式会社ベイカレント・コンサルティングの則武譲二氏が新たに審査委員として参加することになった。

「生成AI大賞2024」は、日本における生成AIの可能性を追求し、業界横断でイノベーションの創造を目指すことを目的としている。応募対象は日本国内に拠点を有する団体（企業・自治体・学校等）で、受付期間は2024年9月上旬から10月7日までとなっている。優れた活用事例に対して各賞が授与される予定だ。

生成AI大賞2024の概要

項目	詳細
主催	Generative AI Japan、日経ビジネス
応募対象	日本国内に拠点を有する団体（企業・自治体・学校等）
受付期間	2024年9月上旬～10月7日
表彰	生成AI大賞2024 他、各賞を予定
応募費用	無料
応募方法	生成AI大賞2024サイトよりエントリー

生成AI大賞2024の詳細はこちら

Generative AI Japanについて

Generative AI Japan（GenAI）とは、産学連携にて生成AIの活用促進やルール・ガイドラインの整備、提言などを行い、日本の産業競争力を高めることを目指す一般社団法人のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

2024年1月に発足した比較的新しい組織
代表理事に慶應義塾大学医学部の宮田裕章教授が就任
理事・顧問に学術界や先端企業の有識者18人が参加

GenAIは2024年7月時点で65社が会員として加盟しており、日本における生成AI技術の普及と発展に向けて精力的に活動している。「生成AI大賞2024」の開催は、GenAIが目指す日本の産業競争力向上と生成AI技術の活用促進に向けた重要な取り組みの一つと位置付けられている。

生成AI大賞2024に関する考察

生成AI大賞2024の開催は、日本における生成AI技術の普及と活用を促進する上で重要な役割を果たすだろう。多様な背景を持つ審査委員の追加により、より幅広い視点から生成AIの活用事例を評価することが可能となる。これにより、様々な産業分野における革新的な生成AI活用の発掘と表彰が期待できる。

一方で、生成AI技術の急速な進歩に伴い、倫理的な問題や社会的影響への配慮も重要になってくる。今後は、技術的な革新性だけでなく、社会的責任や持続可能性の観点からも活用事例を評価する基準が必要になるかもしれない。GenAIには、こうした多面的な評価基準の策定と透明性の確保が求められるだろう。

将来的には、生成AI大賞を通じて発掘された優れた活用事例を、産業界全体で共有し学び合う仕組みづくりも重要になってくる。GenAIには、単なる表彰に留まらず、ベストプラクティスの普及や、企業間・産学間のコラボレーション促進など、日本の生成AI活用のエコシステム構築に向けたより広範な取り組みを期待したい。

参考サイト

^ PR TIMES. 「「生成AI大賞2024」審査委員7名の追加を発表 | 一般社団法人Generative AI Japanのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000136396.html, (参照 24-09-06).

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