サイトロンジャパンがAskarのSQA55鏡筒とカラーマジックCフィルターセットを2024年9月17日に発売、天体撮影の新たな可能性を拓く
PR TIMES より
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記事の要約
- AskarのSQA55鏡筒が2024年9月17日に発売
- SDレンズ採用の5群5枚ペッツバールアストログラフ
- カラーマジックCフィルターセットも同時発売
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サイトロンジャパンがAskarの新製品SQA55鏡筒とカラーマジックCフィルターセットを発表
株式会社サイトロンジャパンは、Jiaxing Ruixing Optical Instrument社の新製品「SQA55」鏡筒と「カラーマジックCフィルターセット48mm」を2024年9月17日に発売することを公表した。SQA55鏡筒は口径55mm、焦点距離264mmのペッツバールアストログラフで、SDレンズとEDレンズを採用し色収差や球面収差を徹底的に排除したフラットフィールドを実現している。[1]
SQA55鏡筒は、中心から周辺まで均一な解像度とコントラストを誇り、モザイク撮影に最適な設計となっている。14枚羽根の円形絞りを搭載し、絞った状態でも星像への影響を最小限に抑えている。また、クイックリリースシステムを採用し、鏡筒バンドや三脚座の位置を自由に調整できる点も特徴的だ。
一方、カラーマジックCフィルターセットは、カラーカメラで3輝線分解合成を可能にする画期的なフィルターである。C1フィルターはHαとOIIIの輝線を、C2フィルターはSIIとOIIIの輝線を透過する。これにより、カラーカメラのみでS(SII)+A(Hα)+O(OIII)合成が実現可能となり、天体撮影の新たな可能性を開拓している。
AskarのSQA55鏡筒とカラーマジックCフィルターセットの特徴まとめ
SQA55鏡筒 | カラーマジックCフィルターセット | |
---|---|---|
主な特徴 | SDレンズ採用のペッツバールアストログラフ | カラーカメラで3輝線分解合成が可能 |
光学性能 | 色収差・球面収差を排除したフラットフィールド | HαとOIII、SIIとOIIIの輝線を透過 |
使用例 | モザイク撮影に最適 | S(SII)+A(Hα)+O(OIII)合成 |
価格(税込) | 164,000円前後(特別価格143,000円) | 40,000円前後 |
発売日 | 2024年9月17日 | 2024年9月17日 |
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ペッツバールアストログラフについて
ペッツバールアストログラフとは、広視野で高コントラストな像を結ぶことができる光学系のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 広視野で均一な像質を実現
- 色収差と球面収差を効果的に補正
- 天体撮影、特に広視野の星野撮影に適している
AskarのSQA55鏡筒は、このペッツバールアストログラフの設計を採用し、さらにSDレンズとEDレンズを組み合わせることで、高い光学性能を実現している。中心から周辺まで均一な解像度とコントラストを持つため、広視野の天体撮影や複数の画像をつなぎ合わせるモザイク撮影に特に適している。これにより、アマチュア天文家から本格的な天体写真家まで、幅広いユーザーのニーズに応える製品となっている。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「SDレンズを採用した新開発のペッツバールアストログラフ。Askar「SQA55」鏡筒、「カラーマジックCフィルターセット48mm」を発売 | 株式会社サイトロンジャパンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000267.000007828.html, (参照 24-09-12).
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