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公開：2024-09-12

大阪国際工科専門職大学、学生開発のAIチャットボットChat-IPUTを10月15日まで一般公開、高校生の大学選びをサポート

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 大阪国際工科専門職大学がAIチャットボットを公開
• 学生が開発したChat-IPUTの一般公開期間を延長
• 高校生向けの大学情報提供と学生のスキル向上が目的

大阪国際工科専門職大学が学生開発のAIチャットボットを公開

大阪国際工科専門職大学は、学生プロジェクトチームが開発したAIチャットボット「Chat-IPUT」を2024年10月15日まで一般公開すると発表した。このチャットボットは高校生の大学選びをサポートするために開発され、在学生役のAIが本学の学びに関する質問に自動応答する仕組みとなっている。関西初の取り組みとして注目を集めている。^[1]

Chat-IPUTの開発は、情報工学科とデジタルエンタテインメント学科の学生有志によって約半年間で行われた。学生たちは入学前にAIやデジタル技術の知識がゼロの状態からスタートし、大学での学びを活用して生成AIを用いたシステム開発からユーザーインターフェース設計、チャットボット画面のデザインまでを一貫して手掛けた。

このプロジェクトの目的は、高校生への情報提供サポートだけでなく、学生たちのICTスキル向上も含まれている。チーム開発スキル、Webサイト制作スキル、自然言語処理モデル構築スキルなど、実践的な技術習得の機会となった。また、オープンキャンパスでの体験提供や一般公開を通じて、学生たちの成果を広く社会に発信する場としても機能している。

Chat-IPUTの特徴まとめ

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生成AIについて

生成AIとは、人工知能技術の一種で、新しいデータやコンテンツを自動的に生成する能力を持つAIシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 大量のデータから学習し、新しい情報を創出できる
• テキスト、画像、音声など様々な形式のコンテンツを生成可能
• 人間の創造性を補完し、業務効率化や新しい表現の創出に貢献する

Chat-IPUTの開発においても生成AIが活用されており、学生たちは大学での学びを通じてこの最新技術を実践的に応用している。生成AIの活用により、高校生からの多様な質問に対して柔軟に対応できるチャットボットの実現が可能となった。この取り組みは、AIやIoTを専門的に学ぶ大阪国際工科専門職大学の特色を活かした先進的なプロジェクトだといえる。

大阪国際工科専門職大学のAIチャットボットに関する考察

大阪国際工科専門職大学のChat-IPUTは、学生が主体となって開発したAIチャットボットという点で画期的だ。この取り組みは、実践的な学びの場を提供するだけでなく、高校生に対して大学の特色や学びの内容をリアルに伝える効果的なツールとなっている。ただし、AIの応答の正確性や最新情報の反映など、継続的な改善と管理が課題となる可能性もある。

今後、Chat-IPUTの機能拡張や他大学との連携など、さらなる発展が期待される。例えば、音声対話機能の追加やVR技術との統合により、よりインタラクティブな大学紹介が可能になるかもしれない。また、このプロジェクトを通じて培われた学生のスキルが、将来的に産学連携や起業につながる可能性も高い。

大学教育におけるAI活用の先駆的事例として、Chat-IPUTの取り組みは注目に値する。高等教育機関がAI技術を積極的に取り入れ、学生の実践的なスキル向上と同時に、受験生へのアプローチを革新的に行う姿勢は、今後の大学教育のトレンドになる可能性がある。継続的な改善と拡張を通じて、Chat-IPUTが大学と高校生をつなぐ重要なプラットフォームとして発展することを期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「好評につき10/15まで期間延長！「関西初、大学生による高校生のためのAIチャットボット」本学WEBサイトで一般公開中【大阪国際工科専門職大学】 | 学校法人 日本教育財団のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000702.000011137.html, (参照 24-09-12).

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