AIツール「Dall-E2(ダリ2)」の使い方や機能、料金などを解説

text: XEXEQ編集部

Dall-E2(ダリ2) より

AIツール「Dall-E2(ダリ2)」とは

Dall-E2(ダリ2)は、OpenAIが開発した画像生成AIです。テキストの説明から高品質な画像を作成できます。自然言語による指示を基に、多様なスタイルや内容の画像を生成する能力を持っています。

このツールは、既存の画像を編集したり、新しい画像を作り出したりすることが可能です。アーティストやデザイナーにとって、創造性を拡張する強力な道具となっています。

Dall-E2(ダリ2)の始め方は、以下の通りです。

初めて使用する際は、ユーザーインターフェースに慣れるまで時間がかかる場合があります。プロンプトの書き方を工夫することで、より望む結果を得られるようになります。

Dall-E2(ダリ2)の使い方は、以下の通りです。

効果的な結果を得るには、プロンプトを詳細かつ具体的に記述することが重要です。また、生成された画像が希望通りでない場合は、プロンプトを調整して再試行することができます。

Dall-E2(ダリ2)の料金は、以下の通りです。

	無料プラン	基本プラン	スタンダードプラン	プロプラン	メガプラン
料金	$0/月	$15/115クレジット	$30/230クレジット	$60/460クレジット	$120/920クレジット
クレジット	50クレジット/月（無料）	115クレジット	230クレジット	460クレジット	920クレジット
追加クレジット購入	不可	$15/115クレジット	$30/230クレジット	$60/460クレジット	$120/920クレジット
APIアクセス	なし	あり	あり	あり	あり

料金体系はクレジット制となっており、画像生成や編集に使用するクレジットを購入する形式です。無料プランでは商用利用ができませんが、有料プランではAPIアクセスや商用利用が可能となります。

Dall-E2(ダリ2)のメリットは、以下の通りです。

メリット	メリットの詳細
高品質な画像生成	テキスト指示から詳細で高品質な画像を生成できます。
多様なスタイル対応	写実的なものから抽象的なものまで、様々なスタイルの画像を作成可能です。
編集機能の充実	既存の画像を編集したり、画像の一部を変更したりする機能があります。

これらのメリットにより、クリエイティブな作業の効率化や、新しいアイデアの視覚化が容易になります。プロのデザイナーから一般ユーザーまで、幅広い層に活用されています。

一方、Dall-E2(ダリ2)のデメリットとしては、以下が挙げられます。

デメリット	デメリットの詳細
著作権の問題	生成された画像の著作権や倫理的な問題が明確でない場合があります。
学習データの偏り	学習データに偏りがあると、生成される画像にもバイアスが生じる可能性があります。
コスト	高品質な画像を多数生成する場合、費用がかさむ可能性があります。

これらのデメリットは、AIを利用する際の一般的な課題でもあります。ユーザーは、これらの点を理解した上で適切に活用することが重要です。

「Dall-E2(ダリ2)の機能・特徴」に関して、以下3つを簡単に解説していきます。

Dall-E2(ダリ2)の主要機能は、テキストプロンプトから画像を生成することです。ユーザーが入力した文章を基に、AIが独自の画像を作り出します。

この機能により、想像力を視覚化することが可能になり、アイデアの具現化や概念の説明が容易になります。複雑な描写や抽象的な概念も、適切なプロンプトを用いることで表現できます。

Dall-E2(ダリ2)は既存の画像を編集する機能も備えています。画像の一部を消去し、AIに新たな要素を追加させることができます。

この機能を使用すると、写真の背景を変更したり、オブジェクトを追加または削除したりすることが可能です。デザインの微調整や、既存画像のバリエーション作成に役立ちます。

Dall-E2(ダリ2)は様々なアートスタイルや解像度で画像を生成できます。写実的な写真から抽象的なイラストまで、幅広い表現が可能です。

また、生成される画像の解像度も選択できるため、用途に応じた適切なサイズの画像を作成できます。これにより、ウェブデザインから印刷物まで、多様な媒体に対応できます。

Dall-E2(ダリ2)の活用例は、以下の通りです。

活用例	活用例の詳細
商品デザイン	新製品のコンセプトイメージやパッケージデザインの作成に活用できます。
広告制作	広告キャンペーンのビジュアル素材やバナー画像の生成に利用できます。
コンテンツ制作	ブログ記事や社内資料用のイラスト、SNS投稿用の画像作成に役立ちます。