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nvarchar2とは?意味をわかりやすく簡単に解説

text: XEXEQ編集部


nvarchar2とは

nvarchar2は、Oracle Databaseで使用される可変長文字列データ型の1つです。nvarchar2は、国民文字セットをサポートしており、各文字を2バイトで格納します。

nvarchar2型は、最大文字数を指定する必要があります。例えば、nvarchar2(100)と宣言すると、最大100文字まで格納できるカラムを定義できます。

nvarchar2型は、マルチバイト文字セットを扱う際に使用されます。日本語や中国語などの文字を格納する場合、nvarchar2型を使用すると適切に扱うことができるのです。

nvarchar2型のカラムには、空白文字も格納されます。したがって、トリミング処理を行わない限り、先頭や末尾の空白文字も保持されることになります。

nvarchar2型は、varchar2型と比較すると、格納できる文字数は半分になります。しかし、マルチバイト文字を扱う必要がある場合は、nvarchar2型を使用する方が適しているでしょう。

nvarchar2型の宣言方法

nvarchar2型を宣言する際は、以下のように記述します。カラム名の後に、nvarchar2キーワードを指定し、括弧内に最大文字数を指定する必要があります。

  • nvarchar2型の最大文字数の指定方法
  • nvarchar2型の宣言例
  • nvarchar2型の注意点

nvarchar2型の最大文字数の指定方法

nvarchar2型を宣言する際は、最大文字数を指定する必要があります。最大文字数は、括弧内に数値で指定します。

例えば、nvarchar2(100)と宣言すると、最大100文字まで格納できるカラムを定義できます。最大文字数は、格納する文字列の長さに応じて適切に設定しましょう。

カラム名 nvarchar2(最大文字数)

nvarchar2型の宣言例

以下は、nvarchar2型を使用したカラムの宣言例です。nameカラムは、最大100文字まで格納できるnvarchar2型として定義されています。

addressカラムは、最大200文字まで格納できるnvarchar2型として定義されています。このように、格納する文字列の長さに応じて最大文字数を指定します。

name nvarchar2(100),
address nvarchar2(200)

nvarchar2型の注意点

nvarchar2型を使用する際は、以下の点に注意が必要です。最大文字数を超えた文字列を格納しようとすると、エラーが発生します。

また、nvarchar2型は、マルチバイト文字セットを扱う際に使用されます。シングルバイト文字セットのみを扱う場合は、varchar2型を使用する方が適しているでしょう。

-- 最大文字数を超えるとエラーが発生
name nvarchar2(100),
address nvarchar2(200)

nvarchar2型とvarchar2型の違い

nvarchar2型とvarchar2型は、どちらもOracle Databaseで使用される可変長文字列データ型です。しかし、両者には以下のような違いがあります。

  • nvarchar2型とvarchar2型の文字セットの違い
  • nvarchar2型とvarchar2型の格納方法の違い
  • nvarchar2型とvarchar2型の使い分け方

nvarchar2型とvarchar2型の文字セットの違い

nvarchar2型は、国民文字セット(マルチバイト文字セット)をサポートしています。一方、varchar2型は、データベース文字セット(シングルバイト文字セット)をサポートしています。

したがって、マルチバイト文字を扱う必要がある場合は、nvarchar2型を使用する必要があります。シングルバイト文字のみを扱う場合は、varchar2型を使用すれば十分でしょう。

-- マルチバイト文字を扱う場合
name nvarchar2(100)

-- シングルバイト文字のみを扱う場合
name varchar2(100)

nvarchar2型とvarchar2型の格納方法の違い

nvarchar2型は、各文字を2バイトで格納します。一方、varchar2型は、各文字を1バイトで格納するため、格納できる文字数はnvarchar2型の2倍になります。

したがって、シングルバイト文字のみを扱う場合は、varchar2型を使用する方が、格納効率が良くなります。マルチバイト文字を扱う必要がある場合は、nvarchar2型を使用しましょう。

-- nvarchar2型は2バイトで格納
name nvarchar2(100)

-- varchar2型は1バイトで格納
name varchar2(200)

nvarchar2型とvarchar2型の使い分け方

nvarchar2型とvarchar2型は、扱う文字セットに応じて使い分ける必要があります。マルチバイト文字を扱う必要がある場合は、nvarchar2型を使用しましょう。

シングルバイト文字のみを扱う場合は、varchar2型を使用する方が適しています。また、格納する文字列の長さに応じて、最大文字数を適切に設定することが重要です。

-- マルチバイト文字を扱う場合
name nvarchar2(100)

-- シングルバイト文字のみを扱う場合
name varchar2(200)

nvarchar2型を使用する際の注意点

nvarchar2型を使用する際は、以下の点に注意が必要です。最大文字数を超えた文字列を格納しようとすると、エラーが発生してしまいます。

  • 最大文字数を超えた場合のエラー
  • nvarchar2型のインデックス作成の注意点
  • nvarchar2型の比較演算子の注意点

最大文字数を超えた場合のエラー

nvarchar2型を宣言する際は、最大文字数を指定する必要があります。最大文字数を超えた文字列を格納しようとすると、エラーが発生してしまいます。

したがって、格納する文字列の長さに応じて、適切な最大文字数を設定することが重要です。また、アプリケーション側で文字列の長さをチェックすることも大切でしょう。

-- 最大文字数を超えるとエラーが発生
name nvarchar2(100)

nvarchar2型のインデックス作成の注意点

nvarchar2型のカラムにインデックスを作成する場合、注意が必要です。nvarchar2型は、各文字を2バイトで格納するため、インデックスのサイズが大きくなってしまいます。

したがって、インデックスを作成する際は、必要最小限の文字数に抑えることが重要です。また、インデックスを作成するカラムは、適切に選択する必要があるでしょう。

-- インデックスのサイズが大きくなる
CREATE INDEX idx_name ON table_name (name);

nvarchar2型の比較演算子の注意点

nvarchar2型のカラムを比較する際は、比較演算子に注意が必要です。nvarchar2型は、各文字を2バイトで格納するため、比較結果が予期せぬものになる可能性があります。

したがって、nvarchar2型のカラムを比較する際は、明示的に文字列として比較するようにしましょう。曖昧な比較は避けるべきです。

-- 明示的に文字列として比較する
WHERE name = 'John'

参考サイト

  1. Oracle. https://www.oracle.com/jp/

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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