TRUNCATE文とは？意味をわかりやすく簡単に解説

text: XEXEQ編集部

SQLのTRUNCATE文とは

TRUNCATE文は、データベースにおいてテーブルのデータを全て削除するSQL文です。DELETE文とは異なり、条件指定ができず、テーブル内のデータを全て削除することになります。

TRUNCATE文は、DELETE文よりも高速にデータを削除できるという利点があります。これは、TRUNCATE文がテーブルのデータを物理的に削除し、テーブルの構造を初期化するためです。

TRUNCATE文を実行すると、テーブルに関連付けられているインデックスも削除されます。そのため、インデックスの再構築が必要になる場合があります。

TRUNCATE文は、トランザクションログを生成しないため、ロールバックできません。一度実行すると、データを元に戻すことはできないので注意が必要です。

TRUNCATE文は、テーブルのオートインクリメントの値もリセットします。そのため、次にデータを挿入する際は、オートインクリメントの値が1から始まります。

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