岡山県玉野市が『子育てDX』を導入、母子手帳アプリでオンライン予約が可能に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

岡山県玉野市が『子育てDX』を導入
母子手帳アプリでオンライン予約が可能に
子育て支援サービスの充実を目指す

玉野市が子育て支援のデジタル化を推進

母子モ株式会社は、自治体の子育て関連事業デジタル化支援サービス『子育てDX』の「オンライン予約サービス」を岡山県玉野市で2024年10月1日より本格導入したことを発表した。玉野市は2020年7月から母子手帳アプリ『母子モ』を『たまの子育てアプリ』として提供しており、今回の追加機能によって母親学級や両親学級などの予約がアプリから可能になる。^[1]

『子育てDX』の「オンライン予約サービス」導入により、保護者はアプリを通じて24時間どこからでも予約ができるようになった。具体的には、ハッピーマタニティ教室（母親学級）、ハローベビースクール（両親学級）、すくすく親子アレルギー教室（次年度実施分から）の予約に活用される。これにより、子育て世帯の利便性向上と自治体職員の業務効率化が期待される。

玉野市は「希望をもって安心して子育てできるまち」を目指し、様々な取り組みを行っている。『子育てDX』の導入は、子育て世帯の負担軽減に貢献すると期待されている。母子モ株式会社は、2030年までに妊娠から子育て期の手続きについて、必要な人に情報を届け、保護者、自治体、医療機関の手間を無くすことをビジョンとして掲げている。

たまの子育てアプリの機能まとめ

	母子手帳アプリ『母子モ』	『子育てDX』
主な機能	健康データ記録・管理、予防接種スケジュール管理	オンライン予約、妊娠届出のオンライン提出
特徴	育児日記、家族との共有機能	自治体の子育て関連事業のデジタル化支援
利用料金	無料	無料（自治体導入費用は不明）
対応OS	Android 5.0以上、iOS 13.0以上	Webブラウザ対応

母子モアプリの詳細はこちら

子育てDXについて

子育てDXとは、自治体の子育て関連事業のデジタル化を支援するサービスのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

母子手帳アプリ『母子モ』の追加機能として利用可能
妊娠届出のオンライン提出や乳幼児健診の手続きのデジタル化に対応
環境の変化に合わせた新たな子育て支援の仕組みづくりをサポート

子育てDXは、玉野市の事例のように自治体の子育て支援サービスのデジタル化を促進している。母子手帳アプリと連携することで、妊娠期から子育て期までの一貫したサポートを提供し、保護者の利便性向上と自治体の業務効率化を同時に実現する。このようなデジタル化の取り組みは、今後さらに多くの自治体に広がっていく可能性が高い。