善通寺市がデジタル地域通貨「ゼンツウジペイ」をリリース、20%プレミアム付きデジタル商品券の申込み開始で地域経済活性化を目指す

text: XEXEQ編集部
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PR TIMES より

記事の要約

善通寺市がデジタル地域通貨「ゼンツウジペイ」をリリース
20%プレミアム付きデジタル商品券の申込み開始
地域DX推進とキャッシュレス化促進が目的

善通寺市デジタル地域通貨「ゼンツウジペイ」の概要と特徴

フェリカポケットマーケティング株式会社は香川県善通寺市の「善通寺市デジタル地域通貨事業」において、リージョナルスーパーアプリ®「ゼンツウジペイ」を2024年10月1日にリリースした。このアプリは地域DX推進のツールとして導入され、域内企業支援および地域活性化を目的としている。^[1]

「ゼンツウジペイ」の主な特徴として、20%のプレミアムが付いたデジタル商品券の発行が挙げられる。1セット12,000円分の商品券を10,000円で購入でき、共通券と専用券に分かれている。取扱店舗に設置された二次元コードを読み取ることで、1円単位での利用が可能となっている。

善通寺市は本事業を通じて、地域経済の活性化とキャッシュレス化の促進を目指している。フェリカポケットマーケティング株式会社はシステムとアプリの提供を担当し、サイテックアイ株式会社が運営事務局を務めることで、円滑な事業運営を実現する体制を整えている。

善通寺市プレミアム付きデジタル商品券の詳細

項目	内容
発行者	善通寺市
1セットの構成	12,000円/1セット（共通券6,000円分、専用券6,000円分）
販売額	10,000円/セット（プレミアム率：20％）
発行総額	6,000万円 (12,000円×5,000セット)
申込限度	1人あたり2セットまで（購入金額20,000円上限）
申込期間	2024年10月1日（火）～2024年10月15日（火）
使用期間	2024年10月18日（金）～2025年2月28日(金)

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リージョナルスーパーアプリ®について

リージョナルスーパーアプリ®（RSA）とは、地域のコミュニケーションプラットフォームを基盤とした多機能アプリのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

地域通貨・地域ポイントなどの決済機能をメイン機能とする
健康やSDGsなど多分野のミニアプリを搭載可能
地域ごとにカスタマイズが可能な柔軟性を持つ

RSAは2020年4月から導入が開始され、「よむすび®」というプラットフォームを基盤としている。フェリカポケットマーケティング株式会社は、このRSAを通じて行政・企業・店舗・住民を「円より縁」で結び、域内の経済循環およびコミュニティの活性化を目指している。地域DXの推進ツールとして、今後さらなる普及が期待されるだろう。