母子モ株式会社が恩納村で母子手帳アプリ『母子モ』を提供開始、デジタル化で子育て支援の充実へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

母子手帳アプリ『母子モ』が恩納村で提供開始
子育て支援の多様なニーズに対応する機能を搭載
電子版母子健康手帳の原則化に先駆けて運用

母子モ株式会社が恩納村で母子手帳アプリを提供開始

母子モ株式会社は、母子手帳アプリ『母子モ』を沖縄県国頭郡恩納村にて本導入し、『恩納村子育て応援アプリ　さんなっこ』として2024年10月1日より提供を開始した。このアプリは、紙の母子健康手帳のデータをデジタル化し、予防接種のスケジュール管理や健診結果の記録など、子育て支援の多様なニーズに応える機能を搭載している。^[1]

恩納村では、「すべての子どもが健やかに育ち、親が安心して楽しく子育てのできる村」を基本理念としており、子育て支援の充実に力を入れている。『母子モ』の導入により、子育て世帯への情報発信がより便利になり、妊娠・出産・育児をしっかりサポートする環境が整備された。

『母子モ』は640以上の自治体で導入されており、クラウド上にデータを保存することで災害時のバックアップや転居時の継続利用にも対応している。こども家庭庁が目指す令和8年度からの電子版母子健康手帳の原則化に先駆けた取り組みとして、恩納村の子育て支援の質の向上に貢献するだろう。

恩納村子育て応援アプリ　さんなっこの機能まとめ

機能カテゴリ	主な機能	特徴
記録・管理	妊娠中の体調・体重記録、子どもの成長記録	グラフ化によるわかりやすい表示
予防接種管理	標準接種日の自動表示、接種予定・実績管理	受け忘れ防止アラート機能付き
情報提供	出産・育児に関する基礎情報、周辺施設案内	妊娠週数や子どもの月齢に合わせた情報提供
育児日記	子どもの成長記録、記念日テンプレート	約150項目の記録が可能
データ共有	家族との情報共有、SNS投稿機能	離れた地域の家族とも共有可能

母子モのWebサイトはこちら

電子版母子健康手帳について

電子版母子健康手帳とは、従来の紙の母子健康手帳をデジタル化したものであり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

スマートフォンやタブレットで閲覧・記録が可能
データのバックアップや共有が容易
リアルタイムでの情報更新や通知機能の活用

恩納村で導入された『母子モ』アプリは、この電子版母子健康手帳の機能を有しており、こども家庭庁が目指す令和8年度からの原則化に先駆けて運用を開始している。クラウド上にデータを保存することで、災害時のデータ喪失リスクを軽減し、転居時にも継続して利用できるなど、従来の紙の母子健康手帳と比べて利便性が大幅に向上している。