AI

エーアイ

公開：2024-10-08

大成株式会社がSECURITY SHOW大阪2024に初出展、警備ロボットとAI警備システムで業界のDX化を加速

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 大成株式会社がSECURITY SHOW大阪2024に初出展
• 警備ロボット、監視カメラ、AI警備システムを展示
• 警備業務のDX化と人手不足解消を目指す

大成株式会社のSECURITY SHOW大阪2024出展で警備業界のDX化が加速

大成株式会社は、2024年10月17日と18日にインテックス大阪で開催される「SECURITY SHOW大阪 2024」に初出展することを発表した。同社は警備業界の深刻な人手不足に対するソリューションとして、警備ロボット「ugo」、監視カメラ「T-View」、AI警備システム「asilla」を展示する予定だ。^[1]

これらの商材は単体での導入はもちろん、3商品を連携させることでより高度なセキュリティの実現が可能となる。AI技術を活用することで、一部の警備業務を自動化し、現場スタッフの負担軽減と省人化を実現する。展示会では、「ugo」にasillaを搭載し、リアルタイムでの異常検知やリスク予測を行う様子を実演する予定だ。

大成株式会社のブースでは、アバター警備ロボット「ugo TSシリーズ」の特徴も紹介される。このロボットは2本のアームと高さ調整機能を備え、遠隔で様々な業務を行うことが可能だ。さらに、AIによる自律走行機能により自動巡回も行える。立哨や巡回など、施設警備における基本業務を警備員から警備ロボットに代替することで、警備業界の人手不足解消や効率的な警備体制の構築を目指している。

SECURITY SHOW大阪2024出展内容まとめ

SECURITY SHOW 大阪 2024の詳細はこちら

AIによる行動認識について

AIによる行動認識とは、人工知能技術を用いて映像内の人物の動きや行動パターンを自動的に識別し、分析する技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• リアルタイムでの異常行動検知が可能
• 大量の映像データを高速かつ正確に処理
• 人間の目では見逃しやすい微細な行動も捉える

大成株式会社が展示するAI警備システム「asilla」は、この行動認識AI技術を核としている。カメラからの映像をAIが解析し、設定された特定の行動を検知して即時に発報することで、従来の防犯カメラが持つ「録画機器」としての役割を超え、事案への早期介入や事件事故の未然防止を可能にする。これにより、警備品質の向上と少人数での効率的な警備業務運用が実現できるのだ。

警備業界のDX化に関する考察

大成株式会社のSECURITY SHOW大阪2024への出展は、警備業界におけるDX化の重要性を強く示している。AI技術と高度なロボティクスを組み合わせた新しい警備システムは、人手不足という業界全体の課題に対する有効な解決策となる可能性が高い。ただし、新技術の導入には初期コストや従業員の再教育など、新たな課題も生じる可能性があるだろう。

今後、AIやロボット技術の更なる進化により、より高度な判断や複雑な状況への対応が可能になると予想される。例えば、自然言語処理技術の進歩により、警備ロボットが来訪者とより自然なコミュニケーションを取れるようになるかもしれない。また、画像認識技術の向上により、より精密な異常検知や個人識別が可能になる可能性もある。

警備業界のDX化が進む中で、人間の警備員とAI・ロボット技術の適切な役割分担が重要になってくるだろう。技術が人間の仕事を完全に代替するのではなく、人間の判断力や臨機応変な対応力と技術の処理能力や正確性を組み合わせることで、より高度で効率的な警備体制の構築が期待される。今後の警備業界は、こうした人間と技術の共生を模索しながら、新たな価値創造を目指していくことになるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「「SECURITY SHOW大阪2024」に初出展　　　　　　　　　　　　　　　　　～警備ロボット×監視カメラ×AI警備システムで警備業務のDX化～ | 大成株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000101228.html, (参照 24-10-08).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「AI」に関するコラム一覧「AI」に関するニュース一覧