NXグループがAGRIST社と資本業務提携、AIとロボットを活用したスマート農業パッケージで農業課題解決へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

NXグループがAGRIST社に出資し資本業務提携
スマート農業パッケージ販売で農業課題解決へ
国内外での共同実証プロジェクトを展開予定

NXグループとAGRIST社の資本業務提携によるスマート農業推進

NIPPO N EXPRESSホールディングス株式会社は、AIとロボットを活用したスマート農業パッケージを販売するAGRIST株式会社に出資し2024年9月30日に資本業務提携契約を締結した。農業の高齢化や人手不足などの課題解決を目指し世界と日本における農業食料システムの革新に取り組む。テクノロジーを活用した次世代農業の実現により食料問題の解決と世界のウェルビーイング向上を目指すのだ。^[1]

この提携により、NXグループの子会社であるNXアグリグロウの農場でAGRIST社のAIを活用した環境制御技術に基づくスマート農業DXを実践し生産性向上を図る。また北海道や九州など日本各地の地方自治体と連携し農業に関する共同実証プロジェクトに取り組む予定だ。DXを活用した収量予測に基づく物流効率化や最適な出荷先選定など新たなロジスティクスサービスの可能性を探る。

さらにAGRIST社は米国中国インドアフリカなどへの事業展開を予定しており、NXグループのグローバルネットワークを活用して自動収穫ロボットの輸出や現地での物流・流通に取り組む。両社の強みを生かし世界規模での農業課題解決を目指す方針だ。NXグループは今後も国内外のネットワークを活用し将来性のあるスタートアップ企業との共創に取り組んでいく。

NXグループとAGRIST社の提携概要

	国内での取り組み	海外での取り組み
主な内容	スマート農業DXの実践	自動収穫ロボットの輸出
対象地域	山梨県北杜市、北海道、九州など	米国、中国、インド、アフリカなど
協力先	NXアグリグロウ、地方自治体	現地の物流・流通パートナー
目的	生産性向上、物流効率化	世界の農業課題解決

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スマート農業DXについて

スマート農業DXとは、デジタル技術やAIを活用して農業の生産性や効率性を向上させる取り組みのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

AIを活用した環境制御技術の導入
自動収穫ロボットによる作業効率化
データ分析に基づく最適な栽培管理

AGRIST社の開発するAIを活用した環境制御技術は、NXアグリグロウの農場で実践されることで生産性向上が期待される。この技術により、気温や湿度、日照量などの環境データをAIが分析し最適な栽培条件を自動で調整することが可能になる。また自動収穫ロボットの導入により人手不足の解消にも貢献し農業の持続可能性向上に寄与するだろう。

参考サイト

^ PR TIMES. 「ＮＸグループ、AIとロボットを活用したスマート農業パッケージを販売するAGRIST（アグリスト）へ出資 | NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000136897.html, (参照 24-10-08).

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