POW JAPANがアウトドアコミュニティと連帯し1.5℃目標の政策提言書を発表、気候変動対策の加速を目指す

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

POW JAPANがアウトドアコミュニティと連帯し1.5℃目標の政策提言書を発表、気候変動対策の加速を目指す

PR TIMES より


記事の要約

  • POW JAPANがアウトドアコミュニティと連帯
  • 110社共同で1.5℃目標の政策提言書を発表
  • 新聞広告や店頭でのコミュニケーションを実施

POW JAPANが主導するアウトドアコミュニティの気候変動対策

一般社団法人Protect Our Winters Japan(POW JAPAN)は2024年10月8日、アウトドアコミュニティと連帯して気候変動対策を訴える「VOICE from the OUTDOOR COMMUNITY」アクションを開始した。このアクションでは110社の企業・団体と318名のアスリートや個人の賛同を得て、1.5℃目標に沿った気候・エネルギー政策を求める提言書を発表している。[1]

POW JAPANは「地球には冬が必要だ」をスローガンに掲げ、スノーコミュニティを中心に気候変動から冬を守る活動に取り組んでいる。今回のアクションでは、提言書の発表に加え、信濃毎日新聞と北海道新聞への広告掲出やBURTONなどの複数店舗でのポスター掲示を通じて、気候変動の影響と早急な行動の必要性を訴えかけている。

提言書は第七次エネルギー基本計画策定を前に発表され、自由民主党ウィンタースポーツ議連所属の国会議員への手交や超党派「山の日」議員連盟への提出が予定されている。POW JAPANは気候変動の影響がフィールドでの変化だけでなく、暮らしやビジネスにまで広がっていることを強調し、社会全体の変化を促すことを目指している。

アウトドアコミュニティの気候変動対策アクション概要

項目 詳細
アクション名 VOICE from the OUTDOOR COMMUNITY
主催団体 一般社団法人Protect Our Winters Japan(POW JAPAN)
発表日 2024年10月8日
賛同企業・団体数 110社
賛同個人・アスリート数 318名
主な活動内容 提言書発表、新聞広告掲出、店頭ポスター掲示
目標 1.5℃目標に沿った気候・エネルギー政策の実現
POW JAPANの公式サイトはこちら

1.5℃目標について

1.5℃目標とは、産業革命前と比べて世界の平均気温上昇を1.5℃以内に抑えるという国際的な目標のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 2015年のパリ協定(COP21)で採択された目標
  • 日本を含む世界各国が合意している
  • 1.5℃を超える気温上昇は壊滅的な影響をもたらす可能性

POW JAPANが主導するアウトドアコミュニティの気候変動対策アクションは、この1.5℃目標に沿った政策の実現を求めている。気温上昇による雪不足など、フィールドで直接感じる危機感を社会に伝え、個人から日本経済まで幅広い影響があることを訴えかけることで、早急な行動の必要性を強調している。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「アウトドアコミュニティ連帯アクション「VOICE from the OUTDOOR COMMUNITY」110社共同で「1.5℃目標」に沿った政策を求める提言書発表 | 一般社団法人Protect Our Winters Japanのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000131082.html, (参照 24-10-11).

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