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富士フイルムが新レンズXF16-55mmF2.8 R LM WR IIを発表、大幅な軽量化と描写性能向上で撮影の幅が拡大

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • 富士フイルムが新レンズを発表
  • XF16-55mmF2.8 R LM WR IIを12月中旬発売
  • 従来機から約4割の軽量化を実現

富士フイルムがXシリーズ用の新レンズを発表

富士フイルムは、ミラーレスカメラ「Xシリーズ」用交換レンズ「XFレンズ」のラインアップに新たな製品を追加すると2024年10月14日に発表した。「フジノンレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WR II」と名付けられたこの新製品は、2024年12月中旬より発売される予定だ。同社のXFレンズシリーズにおけるフラッグシップモデルとして位置付けられている。[1]

新レンズの最大の特徴は、従来機と比較して約4割の軽量化を実現したことにある。大口径レンズでありながら、優れた機動性を発揮する設計となっている。また、レンズ構成の最適化により、描写性能も向上させている。これにより、幅広いジャンルの静止画撮影に対応可能となっている。

さらに、「XF16-55mmF2.8 R LM WR II」には新機能として「絞りクリックスイッチ」が搭載されている。このスイッチにより、絞り操作時のクリックの有無を切り替えることが可能となった。クリックなしの設定にすることで、明るさの変化を滑らかにし、より自然な動画撮影を実現している。

XF16-55mmF2.8 R LM WR IIの主な特徴まとめ

仕様 特徴
焦点距離 16-55mm (35mm判換算:24-84mm相当) 広角から中望遠まで幅広くカバー
開放絞り値 F2.8 ズーム全域で明るさを維持
重量 約410g 従来機から約4割の軽量化
新機能 絞りクリックスイッチ 動画撮影時の操作性向上
発売日 2024年12月中旬 年末商戦に向けたタイミング

大口径標準ズームレンズについて

大口径標準ズームレンズとは、広角から中望遠までの焦点距離をカバーし、かつ開放絞り値が明るい(一般的にF2.8以上)ズームレンズのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 幅広い撮影シーンに対応可能
  • 暗い場所でも手持ち撮影が可能
  • 背景のボケを活かした表現が可能

富士フイルムの「XF16-55mmF2.8 R LM WR II」は、この大口径標準ズームレンズの特徴を備えつつ、軽量化と描写性能の向上を実現している。広角16mm(35mm判換算:24mm相当)から中望遠55mm(35mm判換算:84mm相当)までをカバーし、風景撮影からポートレート撮影まで幅広いジャンルに対応できる。また、新機能の「絞りクリックスイッチ」により、静止画と動画の両方で高い性能を発揮することが期待される。

参考サイト

  1. ^ 富士フイルム. 「「フジノンレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WR II」新発売 | 富士フイルム [日本]」. https://www.fujifilm.com/jp/ja/news/list/11806, (参照 24-10-17).

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