合同会社BeTeがプラシーボ効果共有プラットフォーム「ぷらしぼ」をリリース、個人の主観的体験を重視した新たなSNSに

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

合同会社BeTeが「ぷらしぼ」をリリース
プラシーボ効果を感じる内容を投稿可能
ユーザーの投稿を通じ元気を与えるプラットフォーム

合同会社BeTeが新サービス「ぷらしぼ」をリリース

合同会社BeTer（ベッター）は、プラシーボ効果を感じる内容を自由に投稿でき、見ると元気になるプラットフォーム「ぷらしぼ」を2024年10月16日にリリースした。このサービスは、コンプラや過度なファクト重視の風潮に対し、個人にとって意味のある体験や感覚を共有する場を提供することを目的としている。^[1]

「ぷらしぼ」の主な機能として、ユーザーは最大30文字でプラシーボ効果を感じる出来事を投稿することができる。これらの投稿は「ぷらしぼクラウド」として表現され、Webサイト上でフワフワと浮遊する雲のように表示される。明確なエビデンスがなくてもふわふわとした内容を投稿できる点が特徴だ。

ユーザー間のインタラクションを促進するため、「なんかわかる」ボタンと「やっぱわからない」ボタンが用意されている。共感できる投稿には「なんかわかる」を押し、気が変わった場合は「やっぱりわからない」で取り消すことができる。また、特に共感を覚えた投稿はXでシェアすることも可能だ。

「ぷらしぼ」の主な機能まとめ

機能	詳細
投稿機能	最大30文字でプラシーボ効果を感じる出来事を投稿
ぷらしぼクラウド	投稿を雲に見立て、Webサイト上でフワフワ表示
なんかわかるボタン	共感できる投稿に押すことができる
やっぱわからないボタン	共感を取り消すことができる
シェアボタン	Xで投稿をシェアすることが可能

ぷらしぼの公式サイトはこちら

プラシーボ効果について

プラシーボ効果とは、実際には薬理学的な効果がないにもかかわらず、心理的な影響によって症状の改善や効果が現れる現象のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

偽薬や偽処置でも効果が現れる
期待や信念が重要な役割を果たす
医療や心理学の分野で広く研究されている

「ぷらしぼ」サービスは、このプラシーボ効果の概念を日常生活に応用している。ユーザーが自身にとって意味のある体験や感覚を共有することで、他のユーザーにも前向きな影響を与える可能性がある。これは従来のSNSとは異なり、科学的根拠よりも個人の主観的な体験を重視するアプローチだと言える。

「ぷらしぼ」サービスに関する考察

「ぷらしぼ」サービスの良い点として、過度に事実やエビデンスにこだわらず、個人の感覚や経験を重視している点が挙げられる。現代社会では客観的な事実が重視される傾向にあるが、このサービスは主観的な体験の価値を再認識させる機会を提供している。一方で、科学的根拠のない情報が広まるリスクもあり、ユーザーの判断力が問われる場面も出てくるだろう。

この課題に対する解決策として、ユーザー教育や適切なモデレーションの導入が考えられる。プラシーボ効果の本質や情報リテラシーに関する啓発コンテンツを提供することで、ユーザーの理解を深めることができるだろう。また、明らかに有害な投稿を排除するためのガイドラインを設けることも重要だ。

今後追加してほしい機能としては、カテゴリー別の閲覧機能や、ユーザー間のプライベートな交流の場が考えられる。また、プラシーボ効果の研究者や心理学者との連携により、サービスの有効性を科学的に検証することも期待したい。「ぷらしぼ」が単なる癒しの場にとどまらず、個人の幸福感や社会全体のウェルビーイング向上に貢献する可能性を秘めている。

参考サイト

^ PR TIMES. 「SNSのバズ・コンプラ厳しい世間に疲れたみなさまへ…あなたが感じるプラシーボを教えてください | 合同会社BeTerのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000150067.html, (参照 24-10-18).

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