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公開：2024-10-22

ゆうちょ銀行がオンライン商談システム「ROOMS」を導入、オンライン窓口相談の利便性向上へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ゆうちょ銀行がオンライン商談システム「ROOMS」を導入
• ROOMSは高いユーザビリティと豊富な機能を提供
• 金融業界でのオンライン窓口相談需要に対応

ゆうちょ銀行がオンライン商談システム「ROOMS」を導入

株式会社Bloom Actは、株式会社ゆうちょ銀行がオンライン商談システム「ROOMS」の利用を2024年10月21日に開始したことを発表した。ROOMSの導入により、ゆうちょ銀行はオンラインという新たな商談インフラを提供し、顧客満足度の向上を図る。金融業界全体で窓口のオンライン化が急速に進む中、ROOMSの導入が加速的に進んでいるという。^[1]

ROOMSが選ばれる主な理由として、インストール不要でワンクリックで簡単に接続できる高いユーザビリティや、URL、カレンダー予約、ルームキー入室、ダイレクトコールなどの豊富な接続方法が挙げられる。さらに、海外製品にはない国産サービス独自のプレゼン機能や、国内最高レベルの高セキュリティ、金融業界での豊富な導入実績とサポート実績も特徴だ。

ROOMSは、アプリのダウンロードが不要で、URLの共有やルームナンバーの電話伝達だけで接続が可能である。スタッフの空き状況をカレンダーに公開し、顧客側から予約ができる機能も標準装備されている。また、企業のサービス名やロゴを入れたオリジナルデザインルームの作成が可能で、ブランドの世界観を崩すことなく接客できることも大きな特長となっている。

ROOMSの主な機能と特徴まとめ

銀行業界でROOMSが選ばれている理由の詳細はこちら

WebRTC技術について

WebRTC（Web Real-Time Communication）技術とは、ウェブブラウザ間でプラグインなしにリアルタイムコミュニケーションを可能にする技術標準である。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• ブラウザベースでアプリケーションのインストールが不要
• ピアツーピア通信によるリアルタイムの音声・映像・データ転送が可能
• オープンスタンダードで、多くの最新ブラウザでサポートされている

ROOMSはこのWebRTC技術を活用し、10拠点同時接続機能を実現している。この技術により、ユーザーはブラウザさえあればすぐにオンライン商談に参加できる。さらに、WebRTCの採用によりセキュリティも強化され、エンドツーエンド暗号化によって通信の安全性が確保されている。

ゆうちょ銀行のROOMS導入に関する考察

ゆうちょ銀行がROOMSを導入したことは、金融サービスのデジタル化が加速する中で重要な一歩となる。オンライン商談システムの導入により、顧客は場所や時間の制約なくサービスを受けられるようになり、利便性が大幕に向上するだろう。一方で、高齢者や技術に不慣れな顧客への対応が課題となる可能性がある。

今後、セキュリティ面での継続的な強化が必要不可欠だ。金融取引に関わる重要な情報を扱うため、データ保護やプライバシー保護に関する更なる対策が求められるだろう。また、AIを活用したチャットボット機能の統合やVR技術を用いた没入型の商談環境の提供など、より高度な機能の追加も期待される。

ゆうちょ銀行のROOMS導入は、他の金融機関にも影響を与える可能性が高い。競合他社も同様のシステム導入を検討するだろう。今後は単なるオンライン商談ツールとしてだけでなく、データ分析や顧客行動の把握など、より戦略的な活用方法を模索することで、金融サービスの質的向上につながることが期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ゆうちょ銀行がオンライン商談システム「ROOMS」の利用を開始 | 株式会社Bloom Actのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000163.000044763.html, (参照 24-10-22).

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