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TEACがロードセル用指示計TD-9000TにPNPタイプを追加、末尾基準機能など新機能も搭載し製品ラインナップを拡充

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

TEACがロードセル用指示計TD-9000TにPNPタイプを追加、末尾基準機能など新機能も搭載し製品ラインナップを拡充

PR TIMES より


記事の要約

  • TEACがプレス・圧入装置向けロードセル用指示計を発売
  • TD-9000TにPNPタイプの外部入出力接点方式を追加
  • 末尾基準機能やスケールシフト&ズーム機能等を搭載

TEACの新型ロードセル用指示計TD-9000TがPNPタイプに対応

ティアック株式会社は2024年10月21日、プレス・圧入装置向けロードセル用カラーグラフィックデジタル指示計「TD-9000T」に新たな外部入出力接点方式「PNPタイプ」を追加し、2024年12月より発売すると発表した。従来のNPNタイプに加え、主に欧州地域で多用されるPNPタイプに対応することで、製品ラインナップを拡充している。[1]

新型TD-9000Tは、荷重(ロードセル)とストローク(変位計)の2入力に対応した荷重管理用デジタル指示計であり、24bit、25kHzの高速A/D変換、4.3型タッチパネルモニターを搭載している。直感的な操作性と優れた視認性を実現しており、プレス・圧入装置メーカーや自動車部品メーカー、モーターメーカーなどの幅広い業界での利用が期待されている。

新機能として、末尾基準機能やスケールシフト&ズーム機能、SDカード記録機能の改善、リアルタイムホールド機能などが追加された。これらの機能強化により、測定データの管理や分析がより効率的に行えるようになり、ユーザーの生産性向上に貢献するだろう。また、従来のNPNタイプにも同様の新機能が追加され、操作性の向上が図られている。

TD-9000Tの新機能と価格まとめ

TD-9000T(P) TD-9000T(P-CCL) TD-9000T(P-E/IP)
モデル 標準 CC-Link EtherNet/IP
価格(税抜) 139,800円 169,800円 189,800円
発売予定日 2024年12月 2025年1月 2025年1月
主な新機能 PNPタイプ対応、末尾基準機能、スケールシフト&ズーム機能 PNPタイプ対応、末尾基準機能、スケールシフト&ズーム機能 PNPタイプ対応、末尾基準機能、スケールシフト&ズーム機能
TD-9000Tの製品詳細はこちら

PNPタイプについて

PNPタイプとは、電子回路における入出力信号の方式の一つであり、主に欧州地域で多用されている。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 正論理(ポジティブロジック)を使用
  • 電流が負荷からトランジスタに流れる
  • ノイズに強く、長距離配線に適している

TD-9000TにPNPタイプが追加されたことで、従来のNPNタイプとの選択が可能になった。これにより、欧州市場向けの製品展開が容易になり、TEACの国際競争力が向上すると考えられる。また、ユーザーにとっては、既存の設備や規格に合わせた選択肢が増えたことで、より柔軟なシステム構築が可能になるだろう。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「好評発売中のプレス・圧入装置向けロードセル用カラーグラフィックデジタル指示計 『TD-9000T』に新たな外部入出力接点方式『PNPタイプ』を追加発売 | ティアック株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000489.000021574.html, (参照 24-10-22).

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