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公開：2024-07-30

AIファクタリングサービスPAYTODAYが150億円突破、RBFサービス開始で資金調達の選択肢拡大

text: XEXEQ編集部

記事の要約

• PAYTODAYの累計買取申込金額が150億円を突破
• RBF（レベニュー・ベースド・ファイナンス）サービスを開始
• フリーランス・ベンチャー・中小企業の資金調達を支援

AIファクタリングサービスPAYTODAYの成長と新サービス展開

Dual Life Partners株式会社が提供する即日振込のAIファクタリングサービスPAYTODAYが、2021年1月15日のサービスリリース以来、累計買取申込金額150億円を突破したことを発表した。同社は昨年、新たな金融手法としてRBF（レベニュー・ベースド・ファイナンス）サービスも開始し、顧客の資金調達の選択肢を拡大している。^[1]

PAYTODAYは、フリーランスや個人事業主の素早い資金調達、ベンチャー・スタートアップ企業の増加運転資金への対応、地方中小企業のオンラインでの資金調達支援を主軸として展開している。女性目線で安心できるサービス作りを心がけ、リピーターや口コミを中心に顧客の支持を獲得してきた。

新たに導入されたRBFは、将来の売上（将来債権）を譲渡して現金化する資金調達サービスだ。現在の売上を基準に、将来の継続性を考慮して資金調達が可能となる。特に、創業間もないスタートアップ企業や、銀行融資や新株発行による資金調達が困難な企業にとって、新たな選択肢となる可能性が高い。

ファクタリングについて

ファクタリングとは、企業が保有する売掛金や請求書を第三者に売却して、早期に資金を調達する金融サービスのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 売掛金を即時現金化し、運転資金を確保できる
• 借入ではないため、財務状況に影響を与えにくい
• 審査が比較的迅速で、資金調達の柔軟性が高い

ファクタリングは、特に中小企業やスタートアップ企業にとって重要な資金調達手段となっている。売掛金の回収を待たずに事業資金を確保できるため、キャッシュフローの改善や事業拡大のための投資に活用できる。また、AIを活用したファクタリングサービスの登場により、審査プロセスの効率化や迅速な資金提供が可能になっている。

AIファクタリングサービスに関する考察

AIファクタリングサービスの発展に伴い、今後はデータセキュリティやプライバシー保護に関する課題が顕在化する可能性がある。AIによる審査プロセスの透明性確保や、顧客データの適切な管理が重要となるだろう。また、AIの判断基準が偏向しないよう、継続的なモニタリングと改善が必要となる。

今後追加してほしい機能としては、より細分化された業種別のリスク評価モデルの導入が挙げられる。各業界の特性を反映したAIモデルを構築することで、より精緻な与信判断が可能になるだろう。さらに、ブロックチェーン技術との連携により、取引の透明性と安全性を高めることも期待される。

AIファクタリングサービスの進化により、従来の金融機関では対応が難しかった小規模事業者やフリーランスへの金融サービスの拡充が期待される。これにより、多様な働き方や新しいビジネスモデルの創出を後押しし、経済の活性化に寄与する可能性がある。同時に、AIと人間の判断を適切に組み合わせたハイブリッドな審査体制の確立も重要な課題となるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「即日振込のAIファクタリングサービス PAYTODAY: 累計買取申込金額１５０億円を突破!! | Dual Life Partners株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000072244.html, (参照 24-07-30).

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