ムサシとDodai社がエチオピアで2輪EV開発協業、バッテリースワップステーション100か所の設置目標を掲げて事業展開へ
PR TIMES より
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記事の要約
- ムサシとDodai社がエチオピアで2輪EV開発のMoUを締結
- EIHとDodai社がバッテリースワップ事業でJV設立に合意
- 12か月以内にアジス・アベバに100か所のステーション設置へ
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ムサシとDodai社のエチオピア2輪EV開発協業
武蔵精密工業株式会社は2024年10月24日、エチオピアを拠点とする2輪EVスタートアップDodai社とMoU(覚書)を締結し、ムサシのテクノロジーを搭載した2輪・3輪EVの開発を目指すことを発表した。大塚浩史代表取締役社長はエチオピア現地でEIH CEOのDr. Brook Taye氏と会談を実施し、エチオピア政府のEV普及推進方針を確認している。[1]
武蔵精密工業はDodai社とのMoUに基づき2024年末までに開発内容およびスコープの確定を進めるとともに、Dodai社への追加投資も検討していく方針だ。エチオピア政府系ソブリンファンドEIHとの連携によって、現地での事業展開を加速させる狙いがある。
Dodai社とEIHは2024年10月21日、エチオピア国内における2輪EV事業のジョイントベンチャー設立に関するMoUを締結した。新JVはバッテリースワップステーションの運営を担い、Dodai社が運用を、EIHが電力供給とステーション用地の提供を行う予定である。
エチオピアにおける2輪EV事業の詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
協業企業 | 武蔵精密工業、Dodai社、EIH |
事業内容 | 2輪EVの開発・製造、バッテリースワップステーションの運営 |
展開地域 | エチオピア(アジス・アベバ) |
設置目標 | 12か月以内に100か所のステーション設置 |
役割分担 | ムサシ:テクノロジー提供、Dodai:運用、EIH:インフラ提供 |
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ジョイントベンチャーについて
ジョイントベンチャーとは、複数の企業が共同で事業を行うために設立する合弁会社のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- リスクとコストの分散が可能
- 各社の強みを活かした相乗効果
- 現地企業との提携による市場参入の容易化
エチオピアでの2輪EV事業において、Dodai社とEIHによるジョイントベンチャーはバッテリースワップステーションの運営を担当することになる。運用をDodai社が、電力供給とステーション用地の提供をEIHが行うことで、それぞれの強みを活かした効率的な事業展開が期待できるだろう。
エチオピアの2輪EV事業に関する考察
エチオピアでの2輪EV事業展開において、現地政府系ファンドEIHとの協業は事業成功の重要な要素となるだろう。特にインフラ整備面での支援は、バッテリースワップステーションの展開を加速させる大きな推進力となることが期待できる。新興国市場での事業展開において行政との連携は不可欠な要素である。
今後の課題として、現地の電力インフラの安定性や充電設備のメンテナンス体制の確立が挙げられる。特に100か所のステーション設置という目標を達成するためには、計画的なインフラ整備と人材育成が必要不可欠だ。これらの課題に対しては、段階的な展開と現地企業との密接な連携が有効な解決策となるだろう。
バッテリースワップ方式の採用は、充電時間の課題を解決し、利用者の利便性を高める重要な施策となる。今後はスワップステーションの最適な配置計画や運用効率の向上が期待される。充電インフラの整備状況に応じて、サービス範囲を段階的に拡大していくアプローチが望ましいだろう。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「ムサシ、Dodai社とEIHがエチオピアの2輪EV普及で協業 | 武蔵精密工業株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000085.000040312.html, (参照 24-10-25).
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