経済

ECONOMY

公開：2024-10-25

楽天証券がかぶミニ®取扱銘柄を300銘柄追加、1株からの投資機会が大幅に拡大

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 楽天証券が「かぶミニ®」の取扱銘柄を約300銘柄追加
• 2,070銘柄を1株から手数料無料で取引可能に
• リアルタイム取引対象も740銘柄に拡大

楽天証券の「かぶミニ®」取扱銘柄拡大

楽天証券は2024年10月28日より、国内株式の「かぶミニ®」取扱銘柄に井村屋グループや大戸屋ホールディングスなど約300銘柄を追加し、1株から取引可能な国内株式銘柄を2,070銘柄に拡大することを発表した。取引形態としてリアルタイム取引と寄付取引の両方に対応しており、リアルタイム取引対象銘柄も740銘柄まで拡充される予定だ。^[1]

楽天証券の「かぶミニ®」は単元株数にかかわらず1株から取引できるサービスで、成行注文や指値注文にも対応している。NISAの成長投資枠での利用も可能となっており、半導体関連銘柄などの高額銘柄への少額投資を実現することができるだろう。

「かぶミニ®」の利用者の約8割が40代以下の若年層となっており、資産形成層からの支持が高い。楽天証券は今回の取扱銘柄拡大により、より多くの投資家に向けて投資機会を提供し、長期的な資産形成を支援することを目指している。

かぶミニ®の主要機能まとめ

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単元未満株取引について

単元未満株取引とは、株式の最低取引単位である単元株数未満の株式を売買できる取引形態のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 1株単位での取引が可能
• 少額から高額銘柄への投資が可能
• 投資初心者の資産形成に適している

楽天証券の「かぶミニ®」では、単元未満株取引でもリアルタイム取引と寄付取引の両方に対応している点が特徴的だ。さらに取引手数料が無料で、NISAの成長投資枠での利用も可能なため、若年層を中心とした投資初心者の資産形成ニーズに応えることができる。

かぶミニ®の取扱銘柄拡大に関する考察

楽天証券による「かぶミニ®」の取扱銘柄拡大は、投資初心者の資産形成を促進する重要な施策となっている。特に半導体関連銘柄などの高額銘柄に対して、少額から投資できる機会を提供することで、投資家の裾野を広げる効果が期待できるだろう。

一方で、取扱銘柄数の増加に伴い、投資家が銘柄選定に迷う可能性も考えられる。楽天証券には投資初心者向けの銘柄情報提供や投資教育コンテンツの充実を期待したい。リスク管理の観点からも、投資家の理解度に応じた情報提供が重要になるだろう。

今後は、海外株式への展開やETFなど、より多様な金融商品への対応も期待される。NISAの普及に伴い、投資初心者の資産形成ニーズは更に高まると予想されるため、商品ラインナップの拡充と利便性向上が求められるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「楽天証券、「かぶミニ®（単元未満株取引）」取扱銘柄に約300銘柄を新たに追加！ | 楽天証券株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000596.000011088.html, (参照 24-10-25).

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