ヤマダデンキがTesla蓄電池Powerwallの販売を開始、家電量販店で初めて全国展開へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

ヤマダデンキがTesla蓄電池Powerwallの販売を開始
全国規模の家電量販店で唯一の取り扱い
湘南平塚店で実機展示をスタート

ヤマダデンキにおけるTesla蓄電池Powerwallの販売展開

ヤマダホールディングスは2024年10月24日より全国のヤマダデンキ店舗において家庭用蓄電池Powerwallの販売を開始し施工はテスラ認定販売施工会社の株式会社アルシスが担当することを発表した。家電量販店としては全国規模で初めての取り扱いとなり太陽光発電システムとの連携により停電時でも通常通りの電力供給が可能になる体制を整えている。^[1]

Powerwallは蓄電容量13.5kWhと定格出力5kWを備えた大容量高出力の蓄電池システムで全負荷型として200V機器を含めた家全体の電力をバックアップすることが可能だ。本体の厚みはわずか14.7cmと業界最薄レベルを実現しており住宅のデザイン性を損なわない設置が可能となっている。

テスラアプリによる遠隔操作やモニタリング機能を搭載しており家庭の消費電力状況や太陽光発電システムの発電量蓄電量などをリアルタイムで確認できる。ソフトウェアの無料アップデートにより常に最新機能が利用可能で運転モードの設定も遠隔から行えるようになっている。

Tesla蓄電池Powerwallの仕様まとめ

項目	詳細
蓄電容量	13.5kWh
出力	連続運転 5kW：ピーク 7kW
動作温度	-20℃ ～ 50℃
充放電効率	90%
本体サイズ	W753 × D147 × H1150㎜
本体重量	114kg

全負荷型蓄電池について

全負荷型蓄電池とは家庭内のすべての電気機器に対して電力供給が可能な蓄電システムのことを指しており主な特徴として以下のような点が挙げられる。

200V機器を含むすべての家電製品へ電力供給可能
停電時でも通常時と同じように電気が使用可能
太陽光発電システムと連携した効率的な電力運用が可能

Powerwallは大容量の蓄電池でありながら本体の厚みを14.7cmに抑えたシンプルでコンパクトなデザインを実現している。テスラアプリを活用することで消費電力の状況や太陽光発電システムの発電量蓄電量などをリアルタイムで確認でき運転モードの設定も遠隔で行うことができるようになっている。

参考サイト

^ PR TIMES. 「家電量販店初!!テスラ蓄電池Powerwall ヤマダデンキにて販売開始 | 株式会社ヤマダホールディングスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000782.000082557.html, (参照 24-10-25).

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