Keeper SecurityがKeeperFillブラウザ拡張機能をアップデート、AIを活用した認証情報の自動入力機能を強化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

Keeper Securityは、KeeperFillブラウザ拡張機能の新機能を2024年10月25日にリリースした。主要なブラウザで訪問中のウェブサイトにて、ユーザー名やパスワード、パスキー、二要素認証コードなどをAIを活用して瞬時に安全に自動入力できるようになっている。^[1]

KeeperFillウィンドウをカスタマイズできるようになり、レコード一覧と個々のレコードの詳細を同時に表示できるランドスケープモードが実装された。パスフレーズ生成機能との連携により、単語数や区切り文字、大文字や数字の有無を選択できるようになったのだ。

パスワード生成機能のユーザーインターフェースが刷新され、大文字や小文字、特定の記号を含めるか除外するかを選択できるようになった。KeeperFillウィンドウの左上にあるKeeperのロゴをクリックするだけでウェブボルトに移動でき、保存している認証情報の管理がより簡単になっている。

項目	詳細
対応ブラウザ	Chrome、Firefox、Safari、Edge、Opera、Brave、その他Chromiumベース
新機能	ランドスケープモード、パスフレーズ生成機能、UIの刷新
自動入力対象	ユーザー名、パスワード、パスキー、二要素認証コード
カスタマイズ機能	単語数、区切り文字、大文字・数字の有無を選択可能

パスキーとは、パスワードの代替として使用される新しい認証方式のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

KeeperFillブラウザ拡張機能では、パスキーを含む各種認証情報を安全に管理し、必要なときに素早く自動入力することができる。AIを活用した自動入力機能により、ウェブサイトへのログインがより簡単かつ安全になっている。

KeeperFillブラウザ拡張機能のアップデートは、ユーザーのセキュリティと利便性を両立させる重要な進化と言える。パスフレーズ生成機能の追加により、従来のパスワードよりも安全で覚えやすい認証情報の作成が可能になり、ユーザーのセキュリティ意識の向上にもつながるだろう。

しかし、AIを活用した自動入力機能は、悪意のある第三者による不正アクセスのリスクも考えられる。KeeperFillブラウザ拡張機能では、二要素認証やゼロトラストセキュリティの導入により、これらのリスクに対応することが重要になってくるだろう。

今後は、生体認証との連携強化やクラウドバックアップ機能の拡充など、さらなる機能の追加が期待される。特に、異なるデバイス間でのシームレスな認証情報の同期や、企業向けの高度なセキュリティ機能の実装が求められるはずだ。

^ PR TIMES. 「Keeper SecurityのKeelerFillブラウザ拡張機能に新しい機能が実装デバイスに関わらずセキュリティと使いやすさが向上 | Keeper Security APAC株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000113863.html, (参照 24-10-26).

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