【CVE-2024-49306】WordPressプラグインWP Content Copy Protection & No Right Clickに重大な脆弱性、早急な対応が必要
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記事の要約
- WordPress用WP Content Copy Protection & No Right Clickに脆弱性
- クロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性が存在
- 情報取得や改ざん、サービス運用妨害のリスクあり
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WordPressプラグインWP Content Copy Protection & No Right Click 3.6.1の脆弱性
wp-buyは2024年10月20日にWordPress用プラグインWP Content Copy Protection & No Right Clickにクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性が存在することを公開した。この脆弱性はCVSS v3による深刻度基本値が8.8と重要度が高く、攻撃元区分はネットワークで攻撃条件の複雑さは低いとされている。[1]
この脆弱性には攻撃に必要な特権レベルは不要だが利用者の関与が必要となっており、影響の想定範囲に変更はないとされている。機密性への影響、完全性への影響、可用性への影響がいずれも高いとされており、早急な対応が求められる状況だ。
影響を受けるバージョンはWP Content Copy Protection & No Right Click 3.6.1未満となっており、最新バージョンへのアップデートが推奨されている。本脆弱性は【CVE-2024-49306】として識別されており、CWEによる脆弱性タイプはクロスサイトリクエストフォージェリ(CWE-352)に分類されている。
WP Content Copy Protection & No Right Clickの脆弱性詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
脆弱性の種類 | クロスサイトリクエストフォージェリ |
CVSS基本値 | 8.8(重要) |
影響を受けるバージョン | 3.6.1未満 |
CVE番号 | CVE-2024-49306 |
CWE分類 | CWE-352 |
想定される影響 | 情報取得、情報改ざん、サービス運用妨害 |
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クロスサイトリクエストフォージェリについて
クロスサイトリクエストフォージェリとは、Webアプリケーションに対する攻撃手法の一つで、ログイン済みのユーザーの権限を悪用して意図しない操作を実行させる脆弱性のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- ユーザーの認証情報を利用した不正な操作が可能
- 被害者のブラウザを介して攻撃が実行される
- 正規のユーザーになりすまして操作が行われる
WordPressプラグインWP Content Copy Protection & No Right Clickに存在するこの脆弱性は、CVSS基本値が8.8と高い深刻度を示している。攻撃条件の複雑さが低く特権も不要であることから、悪用される可能性が高い脆弱性といえるだろう。
WP Content Copy Protection & No Right Clickの脆弱性に関する考察
WordPressプラグインの脆弱性は、多くのWebサイトに影響を与える可能性があるため早急な対応が必要不可欠である。特にWP Content Copy Protection & No Right Clickはコンテンツ保護という重要な機能を提供しているため、脆弱性を放置することでサイトのセキュリティが大きく損なわれる可能性が高いだろう。
今後の課題として、プラグインの開発者はセキュリティ対策の強化と定期的な脆弱性診断の実施が求められる。また、WordPressサイトの管理者は定期的なアップデートチェックと適用の習慣化が重要であり、特に重要度の高い脆弱性が報告された場合は速やかな対応が必要となるだろう。
プラグインのセキュリティ管理においては、自動アップデート機能の導入や脆弱性スキャンツールの活用が有効な対策となりうる。WordPressコミュニティ全体でセキュリティ意識を高め、プラグインの品質向上とセキュリティ対策の強化を継続的に進めていく必要がある。
参考サイト
- ^ JVN. 「JVNDB-2024-011284 - JVN iPedia - 脆弱性対策情報データベース」. https://jvndb.jvn.jp/ja/contents/2024/JVNDB-2024-011284.html, (参照 24-10-29).
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