【CVE-2024-10410】online hotel reservation system 1.0でファイルアップロードの脆弱性が発見、情報漏洩のリスクに警戒

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

online hotel reservation system 1.0にファイルアップロードの脆弱性
情報漏洩やDoS攻撃のリスクが発生
CVSSスコア7.2の重要な脆弱性として評価

online hotel reservation system 1.0の危険なファイルアップロードの脆弱性

janobeは2024年10月27日、online hotel reservation system 1.0に危険なタイプのファイルの無制限アップロードに関する脆弱性が発見されたことを公開した。CVE-2024-10410として識別されているこの脆弱性は、CWEによる脆弱性タイプでは危険なタイプのファイルの無制限アップロード（CWE-434）に分類されている。^[1]

NVDの評価によると、攻撃元区分はネットワークであり、攻撃条件の複雑さは低いとされているものの、攻撃に必要な特権レベルは高く設定されている。利用者の関与は不要とされており、影響の想定範囲に変更はないが、機密性、完全性、可用性のすべてにおいて高い影響が予測されている。

この脆弱性により、情報漏洩やシステムの改ざん、サービス運用妨害などの深刻な被害が発生する可能性がある。CVSSv3による深刻度基本値は7.2（重要）と評価されており、CVSSv2による深刻度基本値は6.5（警告）となっているため、早急な対策が必要とされている。

online hotel reservation system 1.0の脆弱性評価まとめ

項目	詳細
CVE番号	CVE-2024-10410
CWE分類	危険なタイプのファイルの無制限アップロード（CWE-434）
CVSSv3スコア	7.2（重要）
CVSSv2スコア	6.5（警告）
影響	情報漏洩、システム改ざん、サービス運用妨害
公表日	2024年10月27日

ファイルの無制限アップロードの脆弱性について

ファイルの無制限アップロードの脆弱性とは、Webアプリケーションにおいて適切なファイル検証やフィルタリングが実装されていないことにより、悪意のあるファイルをアップロードできてしまう脆弱性のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

ファイルタイプの検証が不十分
ファイルサイズの制限が不適切
アップロード後のファイル処理が不安全

online hotel reservation system 1.0における脆弱性は、CVSSv3で7.2という高いスコアを記録しており、攻撃条件の複雑さが低いことから、早急な対応が求められている。特に機密性、完全性、可用性のすべてにおいて高い影響が予測されており、情報漏洩やシステムの改ざん、サービス運用妨害などの重大な被害につながる可能性が指摘されている。