IIJがクッキーバナーを表示せずにプライバシー保護を実現する「STRIGHT」を提供開始、ブランド価値の維持に貢献
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記事の要約
- IIJがクッキー同意ツール「STRIGHT」を提供開始
- クッキーバナーを表示せずにプライバシー保護を実現
- 1年で5000ライセンス、5年で2万ライセンスを目標
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IIJの新サービス「STRIGHT」が実現するプライバシー保護とブランド価値の両立
株式会社インターネットイニシアティブは、プライバシー保護とブランド露出効果を両立させる新サービス「STRIGHT」を2024年10月29日に提供開始した。STRIGHTはWebサイトでクッキーの取得・利用において、サイト離脱やイメージ毀損といった課題を解決しながら、利用者に透明性のある情報開示と同意の管理機会を提供している。[1]
STRIGHTは日本のみならず、欧州ePrivacy指令やGDPR、米国CCPAなど世界各国のプライバシー保護規制に対応した機能を備えており、従来どおりサイト訪問時にクッキーバナーを表示させることも可能だ。各国のプライバシー保護要件に適合した形で、海外事業や国際的なブランド展開のWeb発信を実現できる。
IIJは今後1年間で5000ライセンス、5年間で2万ライセンスの販売を目標としており、大規模かつグローバル法規制対応が必要なサイトにおいても柔軟にサポートを提供する。プライバシーコンサルタントと技術要員による充実したサポート体制を整え、利用者のニーズに応じた導入支援を展開している。
STRIGHTの機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
プライバシー設定の表示方法 | フッター領域やハンバーガーメニュー、ホバーボタンで表示 |
対応規制 | 電気通信事業法、欧州ePrivacy指令、GDPR、米国CCPA |
管理機能 | 同意・拒否率の確認、外部送信サービスのスキャン、マルウェア検知 |
サポート内容 | プライバシーコンサルタントと技術要員による導入支援 |
カスタマイズ機能 | バナーデザイン、Age and Locationバナー、フィルタリングバナー |
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クッキーバナーについて
クッキーバナーとは、Webサイトにおけるクッキーなどの技術を使用してブラウザを識別し、行動データを第三者へ送信する処理において、詳細な説明と同意管理を提供するツールのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- Webサイト訪問時に表示される同意取得ツール
- 利用者のプライバシー保護と透明性確保が目的
- 行動データの取得と第三者送信に関する説明を提供
電気通信事業法の外部送信規律要件やGDPRなどのプライバシー保護規制に対応するため、クッキーバナーの導入が増加している。しかし製品やサービスのブランドサイトでは、離脱率の増加やブランドイメージの毀損、マーケティングデータ取得の制限などの課題が存在するため、導入が進んでいない現状がある。
参考サイト
- ^ IIJ. 「IIJ、ブランド露出効果とプライバシー保護を両立する新しいクッキー同意ツール「STRIGHT」を提供開始 | IIJについて | IIJ」. https://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2024/1029.html, (参照 24-11-01).
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