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マトリックスコミュニケーションズがワイヤレスHDMIアダプター2製品を発売、USB Type-CとHDMI対応で映像のワイヤレス伝送が可能に

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • マトリックスコミュニケーションズがワイヤレスHDMIアダプター2製品を発売
  • USB Type-CとHDMI対応の2モデルをラインナップ
  • 映像出力を無線でHDMIディスプレイに伝送可能

マトリックスコミュニケーションズのワイヤレスディスプレイ送受信機の新製品展開

マトリックスコミュニケーションズは各種デバイスの映像出力をワイヤレスでHDMI対応ディスプレイに伝送できるアダプター2製品を2024年10月23日に発売した。USB Type-Cポート接続の「Compact Mate 2 C1+R1 JP」とHDMIポート接続の「Compact Mate 2 H1+R1 JP」の2モデルで、参考価格は1万4740円となっている。[1]

新製品は最大通信距離が約20メートルで、パソコンやブルーレイプレーヤー、一眼レフカメラなどからフルHD解像度の映像をワイヤレスで伝送することが可能となった。従来製品とは異なり、日本の電波帯域を維持・固定できる設計により、ユーザーによるペアリング・リセット設定が可能になっている。

両モデルともに技術基準適合証明を取得しており、企業や学校での利用も想定している。1台の受信機に対して最大8台までの送信機とペアリングが可能で、会議やイベントでの複数機器からの画面投影にも対応している。

ワイヤレスディスプレイアダプターの仕様まとめ

USB Type-Cモデル HDMIモデル
型番 MCCMT250 MCCMT150
対応端子 USB-C DP ALT/Thunderbolt3/4 HDMI ver1.4
重量 送信機12g/受信機24g 送信機24g/受信機24g
対応解像度 フルHD 1920×1080/60fps フルHD 1920×1080/60fps

ワイヤレスディスプレイについて

ワイヤレスディスプレイとは、映像機器とディスプレイ間をケーブル接続することなく、無線通信で映像と音声を伝送する技術のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • ケーブルレスで映像と音声を伝送可能
  • 最大20メートルまでの無線通信に対応
  • フルHD解像度でのリアルタイム伝送が可能

ワイヤレスディスプレイ技術は、従来のHDMIケーブルによる有線接続と比較して柔軟な機器配置とケーブル配線の削減を実現することができる。マトリックスコミュニケーションズの新製品は、Wi-Fi接続不要でダイレクト通信が可能なため、セットアップが容易で安定した映像伝送を実現できる。

参考サイト

  1. ^ アットプレス. 「Wi-Fi無しでHDMIケーブルを無線化、小型ワイヤレスディスプレイ送受信機の日本専用モデルを10月23日より先行発売|株式会社マトリックスコミュニケーションズのプレスリリース」. https://www.atpress.ne.jp/news/414530, (参照 24-11-02).

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