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グローバル・ブレインが量子コンピュータソフトウェア企業QunaSysへ出資、アルゴリズム開発とグローバル展開を加速

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

グローバル・ブレインが量子コンピュータソフトウェア企業QunaSysへ出資、アルゴリズム開発とグローバル展開を加速

PR TIMES より


記事の要約

  • グローバル・ブレインが量子コンピュータ企業QunaSysへ出資
  • QunaSysが量子コンピュータ向けソフトウェアを開発
  • IBM、Quantinuumなどとパートナーシップを構築

量子コンピュータソフトウェア企業QunaSysへの投資拡大

グローバル・ブレイン株式会社は2024年11月1日、MEイノベーション投資事業有限責任組合とKDDI Open Innovation Fund 3号および京セラベンチャー・イノベーションファンド1号を通じて、量子コンピュータ向けソフトウェア開発企業のQunaSysへの出資を実行した。複数のベンチャーキャピタルファンドからの支援により事業基盤の強化を図っている。[1]

QunaSysは量子コンピュータのパワーを最大限に引き出すアルゴリズムやアプリケーションソフトウェアの開発を主軸としており、IBMやQuantinuumなど主要な量子コンピュータハードウェアベンダーとのパートナーシップを通じて技術力を蓄積している。国内随一の共同研究開発実績を持つ企業として評価を得ている。

グローバル・ブレインは欧米の競合企業と比肩する技術力や経営陣のバランス感覚、日本を代表する若手研究者による顧問陣からの支援体制をQunaSysの強みとして高く評価している。日本発のスタートアップとしてグローバル展開の可能性を秘めた企業として、継続的な支援を行っていく方針だ。

QunaSysへの出資内容まとめ

投資主体 出資種別 投資時期
MEイノベーションファンド 追加出資 2024年11月
KOIF3号 新規出資 2024年11月
京セラベンチャー・イノベーションファンド1号 新規出資 2024年11月
QunaSysの詳細はこちら

汎用型量子コンピュータについて

汎用型量子コンピュータとは、量子力学的な重ね合わせや干渉などの原理を利用して演算を行う次世代のコンピュータシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 従来のコンピュータでは解くのが困難な問題を効率的に処理
  • 量子ビットを用いた並列計算により高速な演算が可能
  • 暗号解読や材料設計などの分野で革新的な性能を発揮

QunaSysは量子コンピュータのアルゴリズムやソフトウェア開発を通じて、この革新的な技術の実用化を目指している。IBMやQuantinuumなどの主要ハードウェアベンダーとの協力関係を活かし、独自の誤り訂正アーキテクチャの開発など産業応用の早期実現に向けた取り組みを展開している。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「汎用型量子コンピュータ向けアルゴリズムおよびソフトウェアを開発・提供する株式会社QunaSysへ出資 | グローバル・ブレイン株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000432.000047342.html, (参照 24-11-02).
  2. IBM. https://www.ibm.com/jp-ja

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