GIGABYTEが新型ゲーミングノートG6シリーズを発売、GeForce RTX 4060搭載で20万円を切る価格を実現

text: XEXEQ編集部
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記事の要約

GIGABYTEが16型ゲーミングノートG6シリーズを2機種発売
Core i7-13620HとGeForce RTX搭載の高性能モデル
冷却機構WINDFORCEで安定動作を実現

GIGABYTEのG6シリーズ新モデルがGeForce RTX 4060搭載で20万円を切る価格帯で登場

GIGABYTEは、16型ゲーミングノート「G6 MF-H2JP854KP」と「G6 KF-H3JP853KH」を発売することを発表した。両モデルともにCore i7-13620Hを採用し、独自の冷却機構WINDFORCEを搭載することで、従来製品よりも優れた放熱効率と静音性を実現している。^[1]

G6 MF-H2JP854KPはGeForce RTX 4050 Laptop GPU 6GBとWindows 11 Proを搭載し、実売予想価格は17万6,000円前後となっている。一方のG6 KF-H3JP853KHはGeForce RTX 4060 Laptop GPU 8GBとWindows 11 Homeを搭載し、実売予想価格は19万円前後だ。

両モデルともに165Hz表示対応の16型WUXGA液晶ディスプレイを採用し、USB 3.2 Gen 2 Type-C 2基やGigabit Ethernet、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2など充実した接続性を備えている。本体サイズは359.5×263.8×25.1～26mmで、重量は2.3kgとなっている。

GIGABYTE G6シリーズの仕様まとめ

モデル	G6 MF-H2JP854KP	G6 KF-H3JP853KH
GPU	GeForce RTX 4050 6GB	GeForce RTX 4060 8GB
メモリ	16GB	16GB
ストレージ	1TB SSD	500GB SSD
OS	Windows 11 Pro	Windows 11 Home
実売予想価格	17万6,000円前後	19万円前後

WINDFORCE冷却機構について

WINDFORCE冷却機構とは、GIGABYTEが独自に開発した高効率な冷却システムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

59枚のブレードファンを2基搭載
4本のヒートパイプによる効率的な熱伝導
4つの排気口による優れた放熱性能

G6シリーズに搭載されるWINDFORCE冷却機構は、従来製品と比較して放熱効率が向上している。この冷却機構によって、Core i7プロセッサーやGeForce RTX GPUの高い性能を最大限に引き出しながら、静音性も確保することが可能になっているのだ。

GIGABYTEのG6シリーズに関する考察

GIGABYTEのG6シリーズは、GeForce RTX 40シリーズを搭載しながら20万円を切る価格設定を実現している点が高く評価できる。特に165Hz表示対応の16型WUXGAディスプレイやWi-Fi 6Eなど、ゲーミングに必要な機能を余すことなく搭載している点は、コストパフォーマンスの高さを示している。

ただし、2.3kgという重量は携帯性という観点では課題となる可能性がある。モバイルゲーミングのニーズが高まる中、軽量化と高性能の両立は今後の重要な開発課題となるだろう。バッテリー容量54Whについても、長時間のゲームプレイには外部電源が必要になる可能性が高い。

今後はAI機能の強化やストリーミング機能の拡充など、ゲーミングノートPCに求められる機能は更に多様化すると予想される。GIGABYTEには、性能と価格のバランスを保ちながら、新しい技術やニーズに対応した製品開発を期待したい。