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公開：2024-11-06

ASUSがCore Ultra搭載のミニPC ExpertCenter PN65を発表、最大96GBメモリ搭載で高い拡張性を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ASUSがCore Ultra搭載のミニPC「ExpertCenter PN65」を発表
• 下位モデルが9万9,000円、上位モデルが12万3,200円で提供
• 最大96GBメモリ搭載とコンパクト設計が特徴

ASUSがビジネス向けミニPC ExpertCenter PN65の新モデルを発表

ASUSは、最新のインテルCore Ultraプロセッサを搭載したビジネス向けミニPC「ExpertCenter PN65」シリーズを2024年11月1日に発表した。サイズは120×130×58mmと省スペース設計を実現しながら、メモリは最大96GBまで拡張可能な高性能モデルとなっている。^[1]

ExpertCenter PN65シリーズは、下位モデルの「PN65-S5047AD」がCore Ultra 5 125Hプロセッサを搭載し8GBメモリと256GB PCIe 4.0 SSDを標準装備している。上位モデルの「PN65-S7051AD」はCore Ultra 7 155Hプロセッサを採用し16GBメモリと256GB PCIe 4.0 SSDを搭載しているのが特徴だ。

インターフェイスはUSB 3.2 Gen 2 Type-C 2基やUSB 3.2 Gen 2 3基、USB 2.0 2基に加え、2.5Gigabit EthernetやWi-Fi 6E、Bluetooth 5.2などの高速な通信機能も備えている。映像出力はHDMI 2.1を2基とDisplayPort 1.4を装備し、マルチディスプレイ環境にも対応している。

ExpertCenter PN65シリーズの主な仕様

Core Ultraプロセッサについて

Core Ultraプロセッサとは、インテルが開発した次世代のモバイルプロセッサであり、AIアクセラレーション機能を備えた革新的なチップアーキテクチャを特徴としている。以下のような特徴が挙げられる。

• 統合型NPUによる効率的なAI処理性能
• 省電力設計と高いパフォーマンスの両立
• Intel Arc統合GPUによる優れたグラフィックス性能

ExpertCenter PN65シリーズに採用されているCore Ultra 5 125HとCore Ultra 7 155Hは、ビジネス向けミニPCに最適化された省電力モデルとなっている。AI処理性能の向上により、ビジネスアプリケーションやクリエイティブツールでの生産性が大幅に向上する可能性がある。

ExpertCenter PN65に関する考察

ASUSのExpertCenter PN65は、コンパクトな筐体サイズながら最大96GBものメモリ拡張性を確保している点が高く評価できる。一方で、ストレージ容量が両モデルとも256GBと比較的小容量であることから、大容量のデータを扱うユーザーは外付けストレージの追加が必要になるだろう。

インターフェイスの充実ぶりは特筆に値するが、今後は映像編集やAI処理などの負荷の高いタスクに対応するため、専用GPUを搭載したモデルの追加も検討する必要があるだろう。Core Ultraプロセッサの性能を最大限に引き出すためには、冷却性能の更なる向上が鍵となる。

Windows 11 Proを標準搭載していることから、企業での導入がしやすい環境が整っている。今後はクラウドサービスとの連携強化やセキュリティ機能の拡充により、リモートワーク時代に適応したミニPCとしての価値が一層高まることが期待される。

参考サイト

1. ^ ASUS. 「ASUS ExpertCenter PN65｜Mini PCs｜ASUS 日本」. https://www.asus.com/jp/displays-desktops/mini-pcs/pn-series/asus-expertcenter-pn65/, (参照 24-11-06).
2. Intel. https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/homepage.html

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