DOUがNPO法人ドットジェイピーと連携しキャリアパスポート提供、就活支援サービスで25卒学生の内定獲得に貢献

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

DOUがドットジェイピーと連携しキャリアパスポートを提供
キャリアパスポートを活用した就活支援サービス「プレキャリ」をリリース
25卒学生6名が内定獲得、200名の新規応募者を獲得

NPO活動実績のデジタル証明書化によるキャリア支援の強化

株式会社DOUは、NPO法人ドットジェイピーと連携し、同団体の学生スタッフやインターン生向けにキャリアパスポートの提供を2024年5月より開始した。さらにOVER DOORと共同で就職活動支援サービス「プレキャリ」をリリースし、NPOでの経験を効果的に就職活動に活用できる環境を整備している。^[1]

キャリアパスポートは、活動の詳細や360度フィードバックを含むデジタル証明書として発行され、学生の実践的なスキルや組織での行動特性を客観的に示すことを可能にした。企業にとっては従来の面接やESでは把握が困難だった学生の能力を正確に評価できるようになっている。

本サービスの導入により、NPO活動を通じて得られるスキルや経験価値が明確化され、団体は人材育成機関としての新たな側面を獲得することに成功した。これにより社会貢献と次世代リーダーの育成という二つの価値を創出し、組織の持続可能性向上にも寄与している。

キャリアパスポートの主な特徴まとめ

項目	詳細
提供開始時期	2024年5月
主な機能	活動実績のデジタル証明書化、360度フィードバック
導入実績	千葉工業大学、武蔵野大学、NEC、NTTなど
成果	25卒学生6名の内定獲得、新規応募者200名獲得
費用	育成機関・学生団体は無料

360度フィードバックについて

360度フィードバックとは、組織内での多角的な評価システムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

上司、同僚、部下など複数の視点からの評価
客観的なスキル評価と行動特性の把握
個人の成長と組織の発展を促進

キャリアパスポートにおける360度フィードバックは、学生の活動実績を組織内の多様な視点から評価することで、より信頼性の高い実績証明を実現している。NPO活動における学生の貢献度や成長度を可視化することで、就職活動時の強みとして活用することが可能だ。

キャリアパスポートのデジタル証明書に関する考察

デジタル証明書による活動実績の可視化は、学生と企業の双方にとって大きなメリットをもたらす可能性を秘めている。特にNPO活動における経験値を定量的に示すことができる点は画期的であり、従来の就職活動における情報の非対称性を解消する突破口となるだろう。

一方で、デジタル証明書の信頼性担保や評価基準の標準化には課題が残されている。今後は産学官との連携をより強化し、評価システムの精度向上や導入企業の拡大を進めることで、より多くの学生のキャリア形成を支援することが求められるだろう。

さらに、NPO活動の価値を証明書化する取り組みは、社会貢献活動全般の再評価にもつながる可能性を秘めている。将来的には、様々な分野での活動実績をデジタル証明書化することで、より多様なキャリアパスの確立が期待できる。

参考サイト

^ PR TIMES. 「活動実績をデジタル証明書化し、将来のキャリアに。ドットジェイピー、キャリアパスポートを活用した就活支援で25卒学生が内定を獲得 | 株式会社DOUのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000037448.html, (参照 24-11-13).
NEC. https://jpn.nec.com/

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