InfiniCloudがデータセンター事業者向けVMware代替IaaS基盤のOEMパートナー制度を開始、プライベートクラウドサービスの展開が容易に
PR TIMES より
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記事の要約
- InfiniCloudがデータセンター事業者向けOEMパートナー制度を開始
- VMware代替IaaS基盤をデータセンター内で提供可能に
- HRPC 6Gfの技術基盤を活用したプライベートクラウドを展開
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InfiniCloudのHRPC 6GfによるVMware代替IaaS基盤のOEM提供開始
InfiniCloud株式会社は、VMwareからの移設ニーズに対応するため、プライベートクラウド「High Response Private Cloud(HRPC) 6Gf」の技術基盤を活用したOEMパートナー制度を2024年11月14日より開始した。データセンター事業者は独自ブランドでプライベートクラウドサービスをソヴリンクラウドとして展開することが可能になるのだ。[1]
HRPC 6Gfはオープンソースハイパバイザを利用して設計されたプライベートクラウド基盤で、VMwareベースのプライベートクラウドからの移設手段の選択肢として位置づけられている。InfiniCloudは2007年からエンタープライズ向けクラウドサービスを展開しており、6Gfは6世代目の第4版となるだろう。
OEMパートナー制度では、パートナー企業のデータセンターにHRPC基盤を敷設することで、ネットワーク機器やサーバ本体、ハイパバイザ、オーケストレーションシステムなどを含むパッケージを提供する。必要に応じてInfiniCloudの新規リージョンとして位置づけることも可能となっている。
OEMパートナー制度の詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
提供開始日 | 2024年11月14日 |
対象 | データセンター事業者 |
提供基盤 | HRPC 6Gf(6世代目第4版) |
パッケージ内容 | ネットワーク機器、サーバ本体、ハイパバイザ、オーケストレーションシステム |
展開形態 | OEMパートナー独自ブランドでのソヴリンクラウド |
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ソヴリンクラウドについて
ソヴリンクラウドとは、データ主権を確保したクラウドコンピューティング環境のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- データの所在地が明確で管理が可能
- 国内法規制に準拠したデータ管理
- セキュリティとプライバシーの確保
InfiniCloudのHRPC 6Gfは、オープンソースハイパバイザをベースとしつつ独自のカスタマイズを施すことで、データ主権を持つソヴリンクラウドとして設計されている。地方のデータセンター事業者との協力により、日本国内でのITインフラ維持とDX推進を実現することが可能になるだろう。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「InfiniCloud株式会社、データセンター事業者向けVMware代替IaaS基盤のOEM提供を開始 | InfiniCloud株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000028662.html, (参照 24-11-15).
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