バンダイナムコアミューズメントが環境配慮基準を刷新、消費電力半減製品をエコアミューズメントマシンとして認定へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

バンダイナムコアミューズメントが環境配慮基準を刷新
消費電力を半減した製品をエコアミューズメントマシンに認定
クレナグランが新基準の第一号製品として稼働開始へ

バンダイナムコアミューズメントが環境配慮型アーケードゲーム機の新基準を策定

バンダイナムコアミューズメントは環境配慮基準を刷新し、2024年11月から新基準の運用を開始することを発表した。新基準では全てのアーケードゲーム機においてReduce・Reuse・Recycleの3つの要素を満たすことが設計プロセスの要件となり、2005年以降に販売した同種機器と比べて消費電力を半減した製品にエコアミューズメントマシンラベルを付与することになった。^[1]

新基準における環境配慮の要件として、省エネルギーのための制御機能の実装や独自の工夫、主要部品の複数製品での共通利用設計、リサイクルを考慮した解体しやすい設計などが定められた。この基準により環境負荷の低減と循環型社会への貢献が期待できるだろう。

バンダイナムコアミューズメントは2024年12月から全国のゲームセンターで稼働を開始するクレーンゲーム「クレナグラン」を新基準の第一号製品として認定した。アミューズメント業界での環境配慮型製品の普及に向けた取り組みが加速している。

環境配慮基準の要件まとめ

項目	詳細
Reduce要件	省エネルギー制御機能の実装、独自の省資源・省エネ工夫
Reuse要件	主要部品の複数製品での共通利用設計
Recycle要件	解体しやすい設計、リサイクル材料の採用
エコアミューズメントマシン認定条件	2005年以降販売の同種機器比で消費電力半減
第一号認定製品	クレーンゲーム「クレナグラン」（2024年12月稼働開始）

3R（Reduce・Reuse・Recycle）について

3Rとは環境負荷低減のための3つの取り組みを示す概念であり、Reduce（リデュース）、Reuse（リユース）、Recycle（リサイクル）の頭文字から名付けられている。環境保全や資源の有効活用において重要な指針として、以下のような特徴がある。

無駄を省きごみを減らすReduceの取り組み
繰り返し使用するReuseの実践
資源として再利用するRecycleの推進

バンダイナムコアミューズメントはアーケードゲーム機の開発において3Rの概念を設計プロセスに組み込むことで環境負荷の低減を図っている。消費電力の半減を目指すエコアミューズメントマシンの認定制度は環境配慮型製品の普及に向けた具体的な取り組みとなるだろう。

参考サイト

^ PR TIMES. 「アーケードゲーム機における環境配慮基準を刷新　消費電力を半減した製品は「エコアミューズメントマシン」に | 株式会社バンダイナムコアミューズメントのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001573.000033062.html, (参照 24-11-16).

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