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公開：2024-11-16

くすりの窓口がEPARKお薬手帳アプリに薬価比較機能を追加、後発医薬品への切り替えシミュレーションが可能に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• EPARKお薬手帳アプリに薬価比較機能を追加
• 後発医薬品と先発医薬品の価格差を確認可能
• 薬局約12,000店舗と連携し自動登録に対応

EPARKお薬手帳アプリの薬価比較機能がリリース

株式会社くすりの窓口は電子版お薬手帳アプリEPARKお薬手帳に薬価を比較できる新機能を2024年11月15日にリリースした。この機能は2024年10月から施行された後発医薬品のある先発医薬品の選定療養に関する新制度に対応したもので、患者の医療費負担を明確に把握できるようになっている。^[1]

EPARKお薬手帳アプリは薬局で渡される薬剤情報のQRコード読み取りやマイナポータル連携による一括登録に対応しており、全国約12,000店舗の薬局と連携している。災害時や緊急時にもオフラインでお薬情報を確認できる機能を備えているのが特徴だ。

新機能では登録した薬剤情報をもとに年間のお薬代総額を算出し、後発医薬品に切り替えた場合の差額をシミュレーションすることができる。医療費の家計管理機能も搭載されており、家族分のデータも一括で管理することが可能となっている。

EPARKお薬手帳アプリの機能まとめ

EPARKお薬手帳のダウンロードはこちら

選定療養について

選定療養とは、医療保険が適用される診療のうち、医療費の一部を患者が追加で負担する制度のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 医療の必要性や有効性が確認されている治療法
• 患者の選択に基づいて提供される医療サービス
• 保険診療との併用が認められている医療

2024年10月からは後発医薬品のある先発医薬品の処方を希望する場合、選定療養制度の対象となることが決定された。EPARKお薬手帳アプリの薬価比較機能によって、患者は先発医薬品を選択した場合の追加負担額を事前に確認することが可能となっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「お薬の見直しで“いくら安くなる”か、「EPARKお薬手帳」アプリでお薬代のシミュレーションが可能に！薬価比較機能をリリース | 株式会社くすりの窓口のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000100390.html, (参照 24-11-16).

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