LINEヤフーがデフォルト絵文字を7年ぶりにリニューアル、コミュニケーションの変化に対応した新表現とLINE FRIENDS全キャラクターを追加

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

LINEのデフォルト絵文字を7年ぶりにリニューアル
コミュニケーションの変化に合わせた新表現を追加
LINE FRIENDSの全キャラクターが絵文字に登場

LINEヤフーがデフォルトのLINE絵文字を7年ぶりにリニューアル

LINEヤフーは2024年11月20日、コミュニケーションアプリ「LINE」のトークルームで使用できるデフォルトのLINE絵文字を11月25日より順次リニューアルすることを発表した。デフォルトで提供しているLINE絵文字は2017年以来7年ぶりの刷新となり、ユーザーのコミュニケーションの変化に対応した新しい表現が追加されることになった。^[1]

LINEの新しいデフォルト絵文字では、無言で圧をかけるような表現や虚無感のある表情といった、言葉にしにくい感情を表現するスタンプの人気トレンドを反映した絵文字が追加された。ブラウンやコニーなどのおなじみのキャラクターに加え、エドワードや部長などのLINE FRIENDSの全キャラクターが新たに登場することになった。

LINE絵文字の活用方法として、文中での使用のほか、絵文字を3つまで組み合わせてスタンプとして送信することや、写真や動画のデコレーションにも対応している。既存のデフォルト絵文字は11月25日にLINEスタンプ公式ブログで公開される指定のURLからダウンロードすることで継続して利用可能だ。

LINE絵文字リニューアルの主な変更点まとめ

項目	詳細
リニューアル開始日	2024年11月25日
前回のリニューアル	7年前（2017年）
新規追加表現	無言の圧、虚無感のある表情など
新規追加キャラクター	エドワード、部長など
活用方法	文中使用、3つまでのスタンプ化、写真・動画デコレーション

既存のデフォルト絵文字のダウンロードはこちら

LINE絵文字について

LINE絵文字とは、LINEのトークルームで使用できるコミュニケーションツールの一つで、以下のような特徴を持つ表現方法である。

テキストと組み合わせて感情やニュアンスを表現可能
単体でスタンプとして送信できる機能
写真や動画のデコレーションに使用可能

LINE絵文字はLINEスタンプと並び、2011年のLINE誕生以来、日常の会話を彩るコミュニケーションツールとして多くのユーザーに親しまれている。絵文字単体での送信やデコレーション機能により、ユーザーは自分のスタイルで表現を楽しむことができるのが特徴だ。

LINEデフォルト絵文字のリニューアルに関する考察

7年ぶりのリニューアルでは、現代のコミュニケーション傾向を反映した新しい表現方法の追加が注目に値する。特に無言の圧や虚無感といった、これまでのポジティブな表現だけでは対応できなかった微妙なニュアンスを表現できるようになったことは、ユーザーのニーズを的確に捉えた改善点と言えるだろう。

LINE FRIENDSの全キャラクターを絵文字化することで、ユーザーの選択肢が大幅に広がり、より多様な表現が可能になることが期待できる。一方で、既存の絵文字に慣れ親しんだユーザーへの配慮として、従来の絵文字をダウンロードして継続利用できる選択肢を用意したことは、スムーズな移行を促進する要因となるだろう。

今後はAI技術との連携により、ユーザーの感情やコンテキストに応じた絵文字の自動提案機能や、カスタマイズ可能な絵文字作成機能などの追加が期待される。LINE絵文字がコミュニケーションツールとしてさらに進化を遂げることで、より豊かな対話体験の実現につながることが予想される。