安心計画がマイホームロボに新機能追加、土地形状から最適間取りを自動検索可能に

text: XEXEQ編集部

PR TIMES より

記事の要約

安心計画がマイホームロボに新機能を追加
3DCADと連動し土地形状から間取りを検索可能に
営業パーソンの自立性向上と時間短縮を実現

マイホームロボの新機能による住宅プラン提案の革新

安心計画株式会社は2024年8月6日、建築ロボアドバイザー「マイホームロボ」に3DCAD「Walk in home」と連動した新機能を追加したことを発表した。この機能により、土地の形状から最適な間取りを検索できるようになり、営業パーソンの業務効率が大幅に向上することが期待される。土地情報を入力するだけで、7,000を超えるプランから最適なものを瞬時に抽出することが可能になったのだ。^[1]

新機能の特徴として、本格的な配置シミュレーションと配置図の作成が挙げられる。入力した土地と選択したプランで、詳細な配置シミュレーションが可能になり、初期提案の段階からお施主様に土地配置の提案ができるようになった。これにより、営業パーソンは設計担当者に依存することなく、迅速に土地条件に合うプランを提案できるようになっている。

このサービスは2024年8月8日より提供開始され、価格は1ライセンス月額20,000円となっている。マイホームロボユーザーは1ライセンス月額10,000円で利用可能だ。全国の工務店やビルダーにとって、時間とコストの削減を実現しつつ、顧客ニーズに応じた柔軟な提案が可能になることから、成約率の向上が期待されている。

マイホームロボの新機能まとめ

	土地形状からの間取り検索	配置シミュレーション	営業パーソン自立支援
主な機能	3DCADと連動した検索	本格的な配置図作成	設計担当者不要の提案
メリット	最適プランの瞬時抽出	初期段階での詳細提案	業務効率の大幅向上
対象ユーザー	営業パーソン	営業パーソン、お施主様	工務店、ビルダー
価格	月額20,000円/ライセンス	月額20,000円/ライセンス	月額20,000円/ライセンス
特別価格	月額10,000円（既存ユーザー）	月額10,000円（既存ユーザー）	月額10,000円（既存ユーザー）

建築ロボアドバイザーについて

建築ロボアドバイザーとは、AIを活用した住宅営業提案ツールのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

AIによる最適プランの抽出と提案
高画質CGパースとVR閲覧用QRコードの自動生成
ChatGPTによる顧客ニーズに沿った提案コメントの作成

建築ロボアドバイザーは、従来の住宅営業プロセスを大幅に効率化する革新的なツールである。AIの力を借りることで、営業パーソンのデザインセンスや経験に頼らず、短時間で質の高い提案を行うことが可能になっている。さらに、VRやCGなどの最新技術を活用することで、顧客にとってもイメージしやすい提案を実現している。

マイホームロボの新機能に関する考察

マイホームロボの新機能は、住宅営業の効率化と顧客満足度の向上に大きく貢献する可能性がある。しかし、AIによる提案の精度や、実際の土地条件との整合性などが課題となる可能性もあるだろう。特に、複雑な地形や特殊な建築規制がある地域では、AIの判断だけでは不十分な場合も考えられる。

今後は、より詳細な地域ごとの建築規制データベースとの連携や、過去の成約事例を学習させることで、提案の精度をさらに高めていくことが期待される。また、VRやAR技術を活用した、よりリアルな空間体験の提供も、顧客の意思決定を後押しする重要な機能になるだろう。さらに、環境性能や災害対策など、今後重要性が増す要素も考慮した提案機能の追加が望まれる。

マイホームロボのような AIを活用した営業支援ツールは、住宅業界のDXを加速させる重要な役割を果たすだろう。しかし、完全な自動化ではなく、人間の専門知識や経験と AIの力を適切に組み合わせることが、真の顧客満足につながるのではないだろうか。今後の機能拡張と、それに伴う営業プロセスの変革に注目したい。