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カシオ計算機がサウナ専用腕時計「サ時計」を発表、高温環境下での時間管理が可能に

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • カシオ計算機がサウナ用腕時計「サ時計」を発表
  • Makuakeで12月2日正午からクラウドファンディング開始
  • 支援金額は9800円からでカシオオリジナルモデルを提供

カシオ計算機が新開発したサウナ用腕時計「サ時計」の詳細

カシオ計算機は高温・高湿に強いサウナ用ウオッチ「サ時計」を2024年11月21日に発表した。サウナで体を温める際に適切な時間を計測できる12分計を搭載し、視認性に優れた時刻表示との切り替えがワンプッシュで可能になっており、サウナ愛好家のニーズに応える機能性を実現している。[1]

耐熱電池を採用することで設定温度100℃以下のサウナ環境での15分以内の使用に対応し、防水設計のケースには透湿性の低い樹脂を使用することで内部への湿気の侵入を抑制している。小ぶりで丸みのあるフォルムに仕上げられたデザインと着脱のしやすいカールバンドの採用により、サウナでの快適な使用感を実現した。

応援購入サービス「Makuake」で12月2日正午から2025年2月27日まで支援を募集することが決定しており、支援金額は白と黒の2色のカシオオリジナルモデルが9800円から、サウナイキタイとのコラボモデルが11300円からとなっている。各モデルには早割特典が用意され、目標金額150万円に達した場合2025年6月から順次発送が開始される予定だ。

サ時計の機能と価格まとめ

項目 詳細
主要機能 時刻表示(時・分)、12分計(分・秒)、リセット機能
耐久性能 設定温度100℃以下のサウナ対応(15分以内)、5気圧防水
サイズ・重量 約40.2×35.4×12.9mm、約24.5g
使用電池 耐熱電池(電池寿命約5年)
支援金額 カシオオリジナルモデル9800円、サウナイキタイモデル11300円(税込・送料込)

サウナとととのいについて

サウナとは、高温環境で体を温めることで心身をリラックスさせる施設のことを指しており、以下のような特徴がある。

  • 体を温め、冷やし、休憩を繰り返すことで心身をリフレッシュ
  • 健康な成人の場合、1回あたり5~12分の入浴が推奨
  • 近年では「ととのう」という言葉とともにブームが拡大

日本のサウナ人口は2023年時点で約1779万人に達しており、月1回以上の利用者が約650万人存在する。特に20代男性の5人に1人、20代女性の10人に1人が月1回以上サウナを利用するという調査結果が出ており、若年層を中心に着実な成長を遂げている。

サ時計に関する考察

サ時計の開発は高温多湿環境での使用という技術的課題に対し、耐熱電池の採用や透湿性の低い樹脂の使用という具体的な解決策を提示している点で評価できる。機能面では時刻表示と12分計をシンプルに切り替えられる設計を採用しており、サウナ利用時の煩わしさを軽減することに成功している。

今後の課題として長時間の高温環境での使用や防水性能のさらなる向上が挙げられるが、現状の仕様でも一般的なサウナ利用には十分な性能を備えている。より多くのユーザーに受け入れられるよう、デザインバリエーションの拡充やカスタマイズ機能の追加も検討する価値があるだろう。

サウナブームが継続する中、カシオ計算機の技術力を活かした専用機器の開発は市場に新たな選択肢を提供している。今後は温度センサーやバイタルデータの計測機能など、より高度な機能の搭載も期待される。

参考サイト

  1. ^ CASIO. 「サウナで「ととのう」ための12分計を搭載した『サ時計』 | CASIO」. https://www.casio.co.jp/release/2024/1121-sadokei/, (参照 24-11-24).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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