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サイトロンジャパンがAskarSQA85鏡筒を発売、高性能SDレンズ搭載で天体撮影の高画質化を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

サイトロンジャパンがAskarSQA85鏡筒を発売、高性能SDレンズ搭載で天体撮影の高画質化を実現

PR TIMES より


記事の要約

  • Askar「SQA85鏡筒」を11月26日に発売予定
  • 高性能SDレンズ搭載の口径85mm天体望遠鏡
  • フルサイズ対応で多彩な天体撮影が可能

AskarのSQA85鏡筒が天体写真の可能性を拡大

株式会社サイトロンジャパンは、天体撮影用の高性能望遠鏡Askar「SQA85鏡筒」を2024年11月26日に発売する予定だ。5群5枚のレンズ構成のうち2枚にSD(超特殊低分散)レンズを採用したペッツバールデザインの光学系を搭載し、中心スポット半径は設計値で1.6μm、イメージサークル44mmの最周辺でも2.5μmという高い結像性能を実現している。[1]

口径85mmかつ焦点距離408mmという構成によって、口径比は天体望遠鏡としては比較的明るいF4.8を実現している。コンパクトな設計でありながら高い光学性能を持ち、短時間でノイズの少ないクオリティの高い天体写真の撮影を実現するための光学設計が採用されている。

アクセサリーマウント部の拡張性も特徴の一つとなっており、接眼部には3種類のアダプターが付属する。またファインダー台座は鏡筒の複数箇所に搭載可能で、ガイドスコープやファインダーなど複数のアクセサリーを同時に装着することが可能となっている。

SQA85鏡筒の主な仕様まとめ

項目 詳細
光学仕様 口径85mm、焦点距離408mm、F4.8
レンズ構成 5群5枚(SDレンズ2枚)
イメージサークル φ44mm(フルサイズ対応)
全長 403mm(フード収納時)、439mm(フード展開時)
質量 約4.62kg(バンド・プレート込み)
発売日 2024年11月26日
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ペッツバールデザインについて

ペッツバールデザインとは、複数枚のレンズを組み合わせて広い画角と明るい開口比を実現する光学設計のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 複数枚のレンズを組み合わせて収差を補正
  • 周辺まで高い解像力を実現可能
  • 天体写真に適した光学性能を発揮

SQA85鏡筒では、5群5枚のレンズ構成のうち2枚にSDレンズを採用することで、より高い結像性能を実現している。イメージサークル44mmの最周辺でも中心比85%の豊富な周辺光量が得られ、フルサイズセンサーでの天体撮影において優れた描写性能を発揮する。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「口径85mm高性能5枚玉SDペッツバールアストログラフ、Askar「SQA85鏡筒」発売 | 株式会社サイトロンジャパンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000293.000007828.html, (参照 24-11-24).

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