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JR東日本スタートアッププログラム2024が開催、TriOrbの自律走行ロボットがスタートアップ大賞を受賞

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

JR東日本スタートアッププログラム2024が開催、TriOrbの自律走行ロボットがスタートアップ大賞を受賞

PR TIMES より


記事の要約

  • JR東日本スタートアッププログラム2024の開催結果を発表
  • TriOrbがスタートアップ大賞、Malmeが優秀賞を受賞
  • SAKIYA・AgeWellJapanが審査員特別賞を受賞

JR東日本スタートアッププログラム2024の開催結果

JR東日本とJR東日本スタートアップ株式会社は、ベンチャー企業との協業による新規事業創造を目的とした「JR東日本スタートアッププログラム2024」のDEMO DAYを2024年11月26日に開催した。本プログラムは2017年度から開始され、今回で10回目の開催となる意義深いマイルストーンを迎えている。[1]

スタートアップ大賞に輝いたTriOrbは、自律走行ロボットを用いた設備点検および運搬の自動化・効率化を提案しており、駅構内や車両センターでの実証実験を通じて社会実装を目指している。駅構内における点検業務の効率化や安全性の向上に大きな期待が寄せられているのだ。

優秀賞を受賞したMalmeは技術者ノウハウとAIを組み合わせた図面審査の効率化を提案し、審査員特別賞に選ばれたSAKIYA株式会社はミリ波透視スキャンによる配管類の3Dデータ化、株式会社AgeWellJapanはシニア世代向けの沿線活性化プロジェクトを展開している。

JR東日本スタートアッププログラム2024受賞企業まとめ

企業名 協業内容
スタートアップ大賞 TriOrb 自律走行ロボットによる設備点検/運搬の自動化
優秀賞 Malme AIを活用した図面審査の効率化
審査員特別賞 SAKIYA ミリ波透視スキャンによる配管の3Dデータ化
審査員特別賞 AgeWellJapan シニア世代向け沿線活性化プロジェクト

自律走行ロボットについて

自律走行ロボットとは、人間による操作を必要とせず、自律的に移動や作業を行うことができるロボットシステムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • センサーとAIを組み合わせた高度な自己位置推定機能
  • 障害物を回避しながら最適な経路を選択する経路計画機能
  • mm単位の高精度な移動制御と走破性能の実現

JR東日本スタートアッププログラムでは、駅構内や車両センターでの点検業務における自律走行ロボットの活用が期待されている。特に狭い通路や急な勾配など、従来のAGVでは対応が困難だった環境下での運用を実現することで、点検業務の効率化と高度化が見込まれるのだ。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「「JR東日本スタートアッププログラム2024DEMO DAY」~春の採択企業~を開催!TriOrbがスタートアップ大賞 | JR東日本スタートアップ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000308.000034286.html, (参照 24-11-27).

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