ソフトバンクが防災講座の開催店舗数を拡大、スマホを活用した防災対策の普及を加速

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

ソフトバンクがスマホ教室防災講座の店舗を拡大
約1,900店舗で防災対策の講座を開催
LINEやYahoo!防災速報の活用方法を解説

ソフトバンクショップで防災講座の開催店舗が2倍以上に拡大

ソフトバンクは、スマートフォンアプリの「LINE」や「Yahoo!防災速報」などを活用した防災対策が学べる「スマホ教室防災講座」の開催店舗数を2倍以上に拡大し、2024年11月29日から約1,900店のソフトバンクショップで開催することを発表した。この拡大によってソフトバンクショップ全体の9割以上の店舗で講座を受講できるようになった。^[1]

2021年から全国のソフトバンクショップで無料で開催している本講座は、スマートフォンアプリを活用した災害情報の入手方法や避難所の探し方、緊急時に役立つ機能などについて説明を行っている。2024年10月には講座内容を充実させ、スマートフォンアプリによる避難経路の設定や安否確認の方法などを学ぶことが可能になった。

2024年1月に発生した能登半島地震では、スマートフォンを活用して災害関連情報を得る方法がわからない被災者が多く存在していた。自治体のLINE公式アカウントなどから発信される避難情報や物資に関する情報が被災者に届いていないという課題を受け、災害時の避難行動を体験する新たな講座を用意した。

防災講座の開催内容まとめ

項目	詳細
開催開始日	2024年11月29日
開催店舗数	約1,900店（ソフトバンクショップ全体の9割以上）
講座費用	無料
新規講座内容	始めよう！災害の備え設定編、始めよう！災害の備え避難訓練編、LINE ～避難訓練編～
主な学習内容	災害情報の入手方法、避難所の探し方、避難経路の設定方法、安否確認の方法

防災アプリについて

防災アプリとは、災害に関する情報を迅速に入手し、適切な避難行動をサポートするためのスマートフォンアプリケーションのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

リアルタイムでの災害情報や避難情報の受信が可能
GPS機能を活用した最適な避難経路の提示
安否確認や避難所情報の共有機能を搭載

2024年1月の能登半島地震では、スマートフォンアプリを活用した災害情報の入手方法がわからない被災者が多く存在していた。LINEやYahoo!防災速報などの防災アプリを活用することで、自治体からの避難情報や支援物資に関する情報をリアルタイムで受け取ることができるため、適切な避難行動につながるのだ。

参考サイト

^ SoftBank. 「「LINE」などを活用した防災対策が学べる「スマホ教室防災講座」の開催店舗数を2倍に拡大～ソフトバンクショップ全体の9割以上に当たる約1900店で開催～ | 企業・IR | ソフトバンク」. https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2024/20241128_01/, (参照 24-11-29).

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