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公開：2024-11-29

SCSKと日本IBMがメインフレーム活用のハイブリッドクラウド提供へ、2025年春からMF＋ホスティングサービス開始

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• SCSKと日本IBMがハイブリッドクラウド提供で戦略的連携
• SCSKがIBM z16を活用したホスティングサービスを提供開始
• AIやクラウド技術を活用した運用効率化を推進

SCSKと日本IBMのメインフレーム活用戦略パートナーシップ

SCSKと日本IBMは2024年11月28日、オンプレミスとクラウド利用を組み合わせたハイブリッドクラウド・プラットフォームの提供に向けて戦略的パートナーシップを締結した。SCSKは第一弾として自社データセンターにIBMのメインフレーム「IBM z16」を導入し、マネージド・インフラストラクチャー・サービス「MF＋ホスティングサービス」を2025年春から提供開始する予定だ。^[1]

このサービスはメインフレームとその他プラットフォーム間の人材やスキル・ギャップの解消を実現し、一貫性のあるDevOpsエクスペリエンスとクラウドネイティブな開発手法の導入によるアプリケーションのリリース頻度の向上を可能にする。メインフレーム上のデータへの容易なアクセスにより基幹業務データの価値を最大限に引き出すことができるだろう。

さらに両社は今後、メインフレームを含むハイブリッドクラウド・プラットフォーム全体でwatsonxを含むAI技術を活用した実証実験を推進する予定だ。運用・保守業務の効率化や自動化を実現する新たなソリューション開発にも取り組み、お客様のビジネス加速に貢献していく。

MF＋ホスティングサービスの特徴まとめ

ハイブリッドクラウド・プラットフォームについて

ハイブリッドクラウド・プラットフォームとは、従来型のオンプレミスシステムとクラウドサービスを組み合わせたシステム環境のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• オンプレミスとクラウドの長所を活かした柔軟な運用が可能
• 既存システムを活かしながら段階的なクラウド化を実現
• ビジネスニーズに応じた最適なリソース配分を実現

SCSKと日本IBMの戦略的パートナーシップでは、メインフレームを中核としたハイブリッドクラウド・プラットフォームの構築を目指している。AIやクラウド技術を活用した運用効率化により、企業の基幹システムの価値を最大限に引き出しながら、新たなデジタル変革への対応を可能にしていく。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「SCSKと日本IBM、メインフレームを活用したハイブリッドクラウド・プラットフォームの提供に向け戦略的パートナーシップを締結 | 日本アイ・ビー・エム株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000580.000046783.html, (参照 24-11-29).
2. IBM. https://www.ibm.com/jp-ja

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