ビクセンが天体望遠鏡用レンズヒーター380-12Vを発表、12V電源採用で長時間撮影に対応
PR TIMES より
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記事の要約
- ビクセンが結露予防レンズヒーター380-12Vを発売
- 5Vから12Vにパワーアップし効率的な発熱を実現
- 3段階の電力コントローラーで細かい調整が可能に
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天体望遠鏡用レンズヒーター380-12Vの特長と機能
株式会社ビクセンは天体写真撮影時の結露を効率的に予防する新製品レンズヒーター380-12Vを2024年12月5日に発売する予定だ。レンズヒーター360IVをベースに電源を5Vから12Vへ強化し、最低限の消費電力で効率的な発熱を実現することで長時間の使用を可能にしている。[1]
本製品は3段階の電力コントローラーを搭載しており、Hi(高:6W)、Mid(中:4.5W)、Low(低:3.6W)の切り替えが可能で、使用状況に応じた最適な電力調整を実現している。PowerTankLithiumなどの従来の12Vバッテリーに加え、PD対応USBモバイルバッテリーにも対応することで高い汎用性を確保した。
フィンガーフックと滑り止め加工により簡単かつ確実な固定が可能で、スパイラル電源コードの採用により誤って引っかけた際の転倒防止と撮影中のコード風揺れによるブレを低減している。外径φ140mm以下の円筒に対して発熱体が一周するため、最大限の効果を発揮できる設計となっている。
レンズヒーター380-12Vの仕様まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
発売日 | 2024年12月5日 |
価格 | 14,300円(税抜価格13,000円) |
消費電力 | DC12V 0.5A 6W(最大) |
ヒーター形式 | カーボンナノチューブヒーター(発熱部:20×440mm) |
取付サイズ | 円筒状の部位 長さ30mm以上、外径45~180mm(推奨) |
本体重量 | 約95g(本体46g、コントローラー24g、ケーブル25g) |
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結露について
結露とは空気中の水蒸気が冷たい表面に触れることで液体化し付着する現象のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 気温より冷たい物体表面で発生
- 水蒸気が液体となって付着
- 光学機器の性能に悪影響を及ぼす
天体望遠鏡やカメラレンズなどの光学機器において結露は深刻な問題となっており、適切な温度管理が重要となっている。レンズヒーター380-12Vは気温より低くならないようレンズを保温することで効率的に結露を予防し、長時間の天体撮影を可能にする重要な機能を果たしている。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「天体望遠鏡の結露予防に活躍するレンズヒーター380-12Vを12月5日(木)に発売 | 株式会社ビクセンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000134758.html, (参照 24-11-30).
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