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公開：2024-08-09

HondaのEveryGoが新型FREEDを導入、平日4時間パックも新設しカーシェアの利便性向上へ

text: XEXEQ編集部

記事の要約

• HondaのカーシェアEveryGoが新型FREEDを導入
• 平日4時間パックを新設し、利用しやすさが向上
• 東京など5都府県で40台以上を展開予定

HondaのカーシェアサービスEveryGoの新展開

ホンダモビリティソリューションズ株式会社は、カーシェアサービス「EveryGo」において、2024年8月5日より新型FREEDの導入を開始した。この導入はレンタカー・カーシェア業界で同社が初めての試みとなる。新型FREEDはe:HEV AIR EXやe:HEV CROSSTARなど複数のグレードが用意され、ユーザーの多様なニーズに応える。^[1]

さらに、8月1日から料金改定を実施し、業界最短となる平日限定の4時間パックを新設した。この新パックは3,280円で利用可能で、短時間の利用ニーズに応える。従来の8時間パックや16時間パック、ナイトパックと合わせて、より柔軟な利用形態を提供する。

EveryGoは東京、福岡、大阪、愛知など12の地域で280拠点・410台を展開している。新型FREEDは東京都、愛知県、大阪府、兵庫県、佐賀県の一部ステーションに40台以上が配置される予定だ。この拡充により、ユーザーの選択肢が広がり、カーシェアサービスの利便性が一層向上することが期待される。

EveryGoの新サービス概要

カーシェアサービスについて

カーシェアサービスとは、複数の利用者で自動車を共同利用するサービスのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 24時間いつでも予約可能で、無人ステーションから利用できる
• 初期費用や月会費が不要で、使用時間に応じた料金体系
• 多様な車種やプランが用意され、短時間から長時間まで柔軟に利用可能

カーシェアサービスは、都市部を中心に急速に普及している。自動車の所有にかかるコストや駐車場の確保などの問題を解決し、必要な時だけ車を利用できる点が利用者に支持されている。環境負荷の軽減や交通渋滞の緩和にも貢献するとされ、今後さらなる成長が期待されている分野だ。

EveryGoの新サービスに関する考察

EveryGoの新型FREED導入と4時間パックの新設は、カーシェア市場における競争力強化につながる可能性が高い。特に4時間パックは、短時間利用のニーズに応えるもので、通勤や買い物など日常的な用途での利用増加が見込まれる。一方で、サービスの拡大に伴い、車両管理やメンテナンスの負担増加、ピーク時の車両不足など、運営面での課題が生じる可能性もあるだろう。

今後、EveryGoには電気自動車（EV）やプラグインハイブリッド車（PHEV）などのエコカーの導入拡大が期待される。環境意識の高まりや政府の脱炭素政策を背景に、よりクリーンな移動手段へのニーズは高まっている。また、AIを活用した需要予測や効率的な配車システムの導入など、テクノロジーを駆使したサービス向上も今後の課題となるだろう。

カーシェア市場全体としては、他社との差別化がますます重要になると予想される。EveryGoの強みであるHonda車の豊富なラインナップを活かしつつ、利用者の声を反映したきめ細かいサービス改善が求められる。また、MaaSなどの統合型モビリティサービスとの連携も、将来的な成長戦略として検討の余地があるのではないだろうか。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「Hondaのカーシェアサービス「EveryGo」、新型FREEDを業界初導入 | ホンダモビリティソリューションズ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000136558.html, (参照 24-08-09).

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