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公開：2024-08-10

J-WAVEとポニーキャニオンが業務提携、地域活性化とSDGs推進に向けた新たな取り組みを開始

text: XEXEQ編集部

記事の要約

• J-WAVEとポニーキャニオンが業務提携
• 地域活性化事業とSDGs推進が目的
• 静岡県沼津市と佐賀県で協働予定

J-WAVEとポニーキャニオンの業務提携による地域活性化の取り組み

株式会社J-WAVEと株式会社ポニーキャニオンは、2024年8月8日に地域活性化事業およびSDGs推進に関する業務提携契約を締結したことを発表した。この提携により、両社は放送やイベントを通じて持続可能な地域づくりに貢献することを目指している。J-WAVEは1988年の開局以来、革新的な編成方針で首都圏リスナーから支持を得てきた実績がある。^[1]

一方、ポニーキャニオンは2015年から地域活性化事業を展開し、2017年にはエリアアライアンス部を創設してエンターテインメント業界初の専門部署として活動してきた。両社の協業により、J-WAVEの情報発信力とポニーキャニオンの地域活性化ノウハウを組み合わせた新たな取り組みが期待される。

2024年度には、静岡県沼津市や佐賀県ブランディング事業において具体的な協働が予定されている。FMラジオ局がエンターテインメント企業と地域活性化事業およびSDGs推進に特化した業務提携を結ぶのは初めてのことであり、この取り組みが地域の魅力発信と持続可能な発展にどのような影響を与えるか注目される。

J-WAVEとポニーキャニオンの業務提携まとめ

エリアアライアンス部について

エリアアライアンス部とは、ポニーキャニオンが2017年6月に創設したエンターテインメント業界初の地域活性化専門部署のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 府省庁、地方自治体、地域法人との協業に特化
• エンターテインメントの視点から社会課題解決を目指す
• 2023年度までに500案件以上の事業を遂行

エリアアライアンス部は、ポニーキャニオンが50年以上にわたって培ってきたエンターテインメントのコンテンツ企画制作やプロモーションのノウハウを活用し、地域活性化に取り組んでいる。この部署の設立は、エンターテインメント企業が地域振興に本格的に参入する先駆的な例として注目されている。

J-WAVEとポニーキャニオンの業務提携に関する考察

J-WAVEとポニーキャニオンの業務提携は、メディアとエンターテインメント企業の強みを融合させた新しい地域活性化モデルとして注目される。しかし、両社の異なる企業文化や業務プロセスの統合には課題が生じる可能性がある。特に、ラジオ放送とエンターテインメントコンテンツ制作の違いを乗り越え、効果的な協働体制を構築することが重要となるだろう。

今後、この業務提携を通じて期待される新機能としては、地域の魅力を発信するための専門的な番組制作や、地域イベントと連動したオリジナルコンテンツの開発が挙げられる。また、SDGs推進の観点から、環境問題や社会課題に焦点を当てた音楽イベントやドキュメンタリー制作など、エンターテインメントを通じた啓発活動の展開も期待される。

長期的には、この提携が他のメディア企業やエンターテインメント企業にも影響を与え、地域活性化やSDGs推進に向けた業界全体の取り組みが加速することが期待される。J-WAVEとポニーキャニオンには、単なる地域PRにとどまらず、持続可能な地域づくりに実質的に貢献する具体的な成果を示すことが求められるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「J-WAVE、持続可能な地域づくり事業を加速するポニーキャニオンと業務提携発表！ | 株式会社J-WAVEのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001559.000025404.html, (参照 24-08-10).

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