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アクアスターがカンボジアの若者向けにオンライン技術講習会を開催、プロのイラストレーター育成を支援

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

アクアスターがカンボジアの若者向けにオンライン技術講習会を開催、プロのイラストレーター育成を支援

PR TIMES より


記事の要約

  • アクアスターがカンボジアの若者向けにオンライン技術講習会を開催
  • 国際交流基金との連携で2回目の実施となる
  • プロのイラストレーターを目指す若者のサポートが目的

アクアスターによるカンボジア若者向けオンライン技術講習会の開催

株式会社アクアスターは、2024年8月30日にカンボジアの若者向けのオンライン技術講習会を開催することを2024年8月16日に発表した。この取り組みは国際交流基金の「次世代共創パートナーシップ-文化のWA2.0」事業の一環として実施され、2023年に続いて2回目の開催となる。アクアスターは年間5,000件の絵コンテや版権イラストを制作しており、その技術や制作過程を公開する。[1]

講習会では、アクアスターの社員がイラストレーターに必要なスキルや基礎デッサンのトレーニング方法、キャラクター制作の過程などを解説する。特に、新人イラストレーターが行う素体描写のトレーニングや、ベテランも含めた日常的な基礎トレーニングの重要性が強調される。これらのノウハウを共有することで、カンボジアの若者たちがプロのイラストレーターへの道を歩むサポートを行う。

アクアスター取締役の佐藤氏は、カンボジアをはじめとするアジア各国で日本のコンテンツの影響を受けてイラストレーターを目指す若者が増加している現状に触れ、学ぶ環境が十分に整っていない中で、この講習会が貴重な学びの機会となることを期待している。アクアスターの技術やノウハウの提供が、カンボジアの若者たちの夢の実現に寄与することを目指している。

セミナーの概要情報

セミナー名 カンボジアの若者に向けたオンライン技術講習会
日程 2024/08/30(金) 17:00~18:30
会場 株式会社アクアスター本社
会場住所 東京都中央区築地1-13-1銀座松竹スクエア7F
概要 プノンペンと東銀座の本社をオンラインで繋ぐハイブリッド形式でイラストレーターに必要なスキルやキャラクター制作の解説を行う
主催 株式会社アクアスター/独立行政法人国際交流基金プノンペン連絡事務所
備考 「次世代共創パートナーシップ-文化のWA2.0-」事業の一環
セミナーの詳細はこちら

次世代共創パートナーシップ-文化のWA2.0について

次世代共創パートナーシップ-文化のWA2.0とは、国際交流基金(JF)が実施する日本とASEANの次世代交流促進と人材育成を目的とした包括的な人的交流事業のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 日本ASEAN友好協力50周年を契機に開始された10年間の集中的な事業
  • 「文化のWA(和・環・輪)~知り合うアジア」事業を発展的に継承
  • ASEAN各国から期待の高い「日本語パートナーズ事業」を継続して実施

この事業は、2014年から2023年にかけて実施されたアジアとの文化交流事業「文化のWA(和・環・輪)~知り合うアジア」の後継として位置づけられている。2023年12月17日に開催された日ASEAN特別首脳会議の場で岸田総理から発表され、今後10年間にわたって実施される予定だ。アクアスターの技術講習会もこの事業の一環として行われ、日本とASEANの文化交流や人材育成に貢献している。

アクアスターのオンライン技術講習会に関する考察

アクアスターによるカンボジアの若者向けオンライン技術講習会は、国際的な人材育成と文化交流の観点から非常に意義深い取り組みだ。日本のイラスト制作技術を直接学べる機会を提供することで、カンボジアの若者たちのスキル向上とキャリア形成に大きく貢献する可能性がある。また、この取り組みは日本のコンテンツ産業の国際的な影響力を強化し、長期的には日本とカンボジアの文化的・経済的な結びつきを深める効果も期待できる。

一方で、オンライン形式での講習会には言語の壁や技術的な制約などの課題が存在する可能性がある。通訳や字幕の提供、安定したインターネット環境の確保など、円滑なコミュニケーションと学習環境の整備が重要になるだろう。また、一回限りのセミナーではなく、継続的な支援やフォローアップの仕組みを構築することで、より効果的な人材育成につながると考えられる。

今後は、この技術講習会をモデルケースとして、他のアジア諸国への展開や、イラストレーション以外の分野でも同様の取り組みが行われることが期待される。また、参加者同士のネットワーキングや、日本とカンボジアの若手クリエイター間の協働プロジェクトなど、より深い交流を促進する施策も検討の余地がある。このような取り組みが、アジア全体のクリエイティブ産業の発展と、国際的な文化交流の促進に寄与することを期待したい。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「アクアスターが国際交流基金と連携し、カンボジアの若者に向けたオンライン技術講習会を実施 ―プロのイラストレーターへの道をサポート-8月30日開催― | 株式会社アクアスターのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000055500.html, (参照 24-08-17).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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