23区南生活クラブが30周年記念マルシェを開催、SDGsをテーマに3日間のイベントを実施

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

23区南生活クラブが30周年記念マルシェを開催
SDGsをテーマに3日間のイベントを実施
生産者との交流や試食、ワークショップを提供

23区南生活クラブの30周年記念マルシェ開催概要

23区南生活クラブ生活協同組合は、設立30周年を記念して「たべてはじめるSDGs」をテーマにしたイベントを2024年8月24日と9月7日、8日に開催する。世田谷区の生活クラブ館とパークシティ武蔵小山ザモールを会場に、生産者との交流や試食、組合員によるワークショップ、古着回収など、サステナビリティを考える3日間のイベントを実施する。^[1]

8月24日の生活クラブ館では、生産者の来場や平田牧場による豚肉の切り分けと量り売り、エコたわしづくりやアロマ芳香剤づくりなどのワークショップが行われる。カフェでは30周年スペシャルランチも提供される。株式会社オルター・トレード・ジャパンや共生食品株式会社など、複数の生産者が出展する予定だ。

9月7日、8日のパークシティ武蔵小山ザモールでは、生産者との交流デーと運動グループ活躍デーが開催される。重茂漁業協同組合や新生酪農株式会社など多数の生産者が来場し、試食や生産に関する話を提供する。また、エコメッセやNPO法人JFSAなどの団体が活動紹介を行い、バルーンアートやどじょうつかみなどの体験も可能だ。

23区南生活クラブ30周年記念マルシェの特徴まとめ

	8月24日イベント	9月7日イベント	9月8日イベント
会場	生活クラブ館（世田谷区）	パークシティ武蔵小山ザモール（品川区）	パークシティ武蔵小山ザモール（品川区）
主な内容	生産者来場、ワークショップ	生産者との交流デー	運動グループ活躍デー
特別企画	30周年スペシャルランチ	試食、生産者との対話	バルーンアート、どじょうつかみ
出展者	オルター・トレード・ジャパンなど	重茂漁業協同組合など	エコメッセ、NPO法人JFSAなど
SDGs関連活動	エコたわしづくり	生産者との対話	古着回収（NPO法人JFSA）

30周年イベントの詳細はこちら

生活協同組合について

生活協同組合とは、消費者の自発的な組織で、組合員の生活の文化的経済的改善向上を図ることを目的とした協同組織のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

組合員の出資による民主的な運営
安全で質の高い商品・サービスの提供
地域社会への貢献や環境保護活動の実施

23区南生活クラブは、1994年6月27日に設立され、現在約22,000人の組合員が在籍している。世田谷区・目黒区・品川区・渋谷区・港区・江戸川区・大田区・江東区・中央区で活動を展開しており、安全や健康に配慮した品物の共同購入活動を通じ、持続可能な生活スタイルの実践を目指している。

23区南生活クラブの30周年記念マルシェに関する考察

23区南生活クラブの30周年記念マルシェは、SDGsをテーマにした実践的なイベントとして評価できる。生産者との直接交流や、エコたわしづくりなどのワークショップを通じて、参加者がサステナビリティについて体験的に学べる点が特に優れている。また、古着回収を行うNPO法人JFSAとの連携は、資源の有効活用と国際支援を結びつけた好例だろう。

一方で、今後の課題としては、イベントの一過性を超えた継続的な取り組みへの発展が挙げられる。例えば、参加者がイベント後も日常生活でSDGsを意識し行動できるような仕組みづくりが必要だ。また、より幅広い年齢層や、生活クラブの組合員以外の参加を促すための工夫も求められるだろう。

今後は、このようなイベントを通じて得られた知見や参加者の声を、生活クラブの事業や活動にフィードバックすることが重要だ。例えば、エシカル消費に関する新商品の開発や、地域に根ざしたSDGs推進プロジェクトの立ち上げなどが考えられる。30周年を機に、生活クラブがより一層地域社会のサステナビリティ向上に貢献することを期待したい。

参考サイト

^ PR TIMES. 「SDGsを食べて学べる３日間 23区南生活クラブ生協「30周年記念マルシェ」開催 | 生活クラブ事業連合生活協同組合連合会のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000644.000002456.html, (参照 24-08-22).

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