チノーが500点集録仕様のグラフィックレコーダKR3-Hシリーズを発売、多点計測の集中監視が可能に
PR TIMES より
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記事の要約
- チノーが500点集録仕様のグラフィックレコーダを発売
- KR3-Hシリーズで最大500点の集中監視が可能に
- データロガーFEシリーズと組み合わせて配線を簡素化
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チノーの新型グラフィックレコーダKR3-Hシリーズ500点集録仕様の特徴
株式会社チノーは2024年8月22日にグラフィックレコーダKR3-Hシリーズの500点集録仕様を発売した。従来の120点から大幅に拡張され、1台で最大500点の計測ポイントを集中監視できるようになっている。データロガーFEシリーズと組み合わせることで、センサ・電源・通信線以外の配線が不要となり、多点計測の集中監視がよりスムーズに行えるようになった。[1]
新製品の主な特長として、Webブラウザによるリアルタイム監視機能や16か所の折れ線補正機能による真値に近い集録が可能な点が挙げられる。データはPDF、CSV、バイナリ形式で保存でき、様々な用途に対応できる柔軟性を持っている。表示器には10.4型TFTカラーLCDタッチパネルを採用し、操作性の向上も図られている。
KR3-Hシリーズ500点集録仕様の用途は多岐にわたる。熱処理分野では連続炉など点数の多いデータ集録や、温度・流量・圧力などの様々な物理量をまとめて集録することが可能だ。また、研究開発分野では多様なデータを集録し解析が必要な場面で活用できる。設備監視においても、分散設置を活かした中規模設備監視や大規模システムの個別表示・記録に適している。
KR3-Hシリーズ500点集録仕様の主要スペック
仕様 | |
---|---|
表示器 | タッチパネル液晶10.4形TFTカラーLCD |
通信 | イーサネット(10BASE-T/100BASE-TX) |
入力点数 | 12点,24点,36点,48点 |
測定周期 | 約1秒 |
価格(標準タイプ) | 672,100円~(税込み) |
価格(pdfチャート機能あり) | 790,900円~(税込み) |
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グラフィックレコーダについて
グラフィックレコーダとは、複数の計測ポイントからのデータを収集し、グラフィカルに表示・記録する装置のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 複数のセンサーからのデータを同時に収集・表示
- リアルタイムでのデータ監視と長期間の記録が可能
- グラフや数値での直感的なデータ表示
チノーのKR3-Hシリーズ500点集録仕様は、従来のグラフィックレコーダの機能を大幅に拡張している。最大500点という多数の計測ポイントを1台で管理できるため、大規模な生産ラインや複雑なプロセスを持つ工場での使用に適している。データロガーFEシリーズとの連携により、配線の簡素化も実現し、導入・運用のコスト削減にも貢献する。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「最大500点を集中監視できるグラフィックレコーダを発売。データロガーFEシリーズと組み合わせればセンサ・電源・通信線以外の配線が不要ですっきり集中監視。 | 株式会社チノーのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000143039.html, (参照 24-08-23).
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