一般社団法人KIISAが高校生向け海洋体験プログラム「マリスタ2024」を佐伯市蒲江で開催、海洋環境の理解と課題解決力の育成に貢献

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

海洋体験プログラム「マリスタ2024」開催
高校生と大学生が佐伯市蒲江で海洋環境を学習
多様なアクティビティで海の課題を体験的に理解

一般社団法人KIISAが海洋体験プログラム「マリスタ2024」を開催

一般社団法人KIISAは、海洋環境の課題解決に向けたアクションを起こす高校生育成を目的とし、「マリスタ2024〜海と人を考える〜」を2024年8月18日・19日に佐伯市蒲江・屋形島で開催した。このイベントは日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として実施され、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐことを目指している。^[1]

プログラムでは、専門家による座学に始まり、シュノーケリングや養殖筏見学、魚捌き体験など多様なアクティビティを通じて海洋環境への理解を深めた。参加した高校生6名と大学生5名は、実際に海や魚に触れることで、普段は気づかない海の魅力や課題を体験的に学ぶことができた。

イベント中には、参加者自身の学びや気づきを共有する座談会やワークの時間も設けられ、学びを深める機会となった。今回の経験を踏まえ、9月28日には体験発表会が予定されており、参加者たちが感じた海洋環境の課題やその解決に向けたアクションプランが発表される予定だ。

マリスタ2024プログラム概要

	詳細
名称	マリスタ2024〜海と人を考える〜
日程	2024年8月18日（日）〜8月19日（月）
開催場所	佐伯市蒲江・屋形島
参加人数	11名（高校生：6名、大学生：5名）
主な活動内容	座学、シュノーケリング、ビーチクリーン、養殖筏見学、魚捌き体験
主催	一般社団法人KIISA
共催	日本財団海と日本プロジェクト

マリスタ2024の詳細はこちら

屋形島について

屋形島とは、佐伯市蒲江地区にある有人離島のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

島民12人の小規模な離島
豊かな海洋環境を有する
養殖業が盛んな地域

屋形島は、マリスタ2024の舞台として選ばれた重要な場所だ。島の豊かな自然環境と少ない人口が、参加者たちに海洋環境と人間の関わりを深く考えさせる機会を提供している。この島での体験を通じて、高校生たちは海の魅力や課題を直接感じ、環境保護の重要性を学ぶことができる。

マリスタ2024に関する考察

マリスタ2024の取り組みは、若い世代に海洋環境の重要性を実感させる効果的な方法だと評価できる。実際に海に触れ、専門家の指導を受けながら学ぶことで、参加者たちの海への理解と関心が深まり、将来的な環境保護活動への参加意欲を高める可能性がある。ただし、このようなプログラムの効果を持続させるためには、一過性のイベントで終わらせないフォローアップが課題となるだろう。

今後起こりうる問題として、参加者数の制限による学習機会の偏りが挙げられる。11名という限られた参加者数では、多くの高校生に同様の体験を提供することが難しい。この課題に対する解決策として、オンラインでの体験共有や、地域ごとの小規模なプログラムの展開など、より多くの若者が参加できる仕組みづくりが考えられる。

今後のマリスタプログラムでは、参加者たちが学んだことを地域社会に還元する機会を設けることが期待される。例えば、地元の小中学生向けの海洋環境教育プログラムの企画・実施や、SNSを活用した情報発信活動など、参加者自身が環境保護のリーダーとして活躍できる場を提供することで、プログラムの社会的インパクトがさらに拡大する可能性がある。

参考サイト

^ PR TIMES. 「大学生と企画・開発した海洋体験プログラム”マリスタ2024～海と人を考える～”を開催しました！ | 海と日本プロジェクト広報事務局のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002834.000077920.html, (参照 24-08-24).

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