Google Workspaceが機能強化、キーボードショートカットやオートメーション構築など利便性向上

text: XEXEQ編集部

Google Workspaceのアップデートに関する記事の要約
Google Drive webでキーボードショートカットが利用可能に
Google FormsとAppSheetが連携しオートメーション構築が可能に
Google Workspaceアップデートに関する考察
参考サイト

Google Workspaceのアップデートに関する記事の要約

Google Drive webでキーボードショートカットとファーストレターナビゲーションが利用可能に
Google Mobile Device ManagementでiOSアプリの設定を一元管理可能
Google FormsとAppSheetの連携でオートメーション構築が可能に
Google Meetのウルトラ低遅延ライブストリーミングが最大25,000人まで対応
AppSheetの組織管理機能「AppSheet Organizations」が導入

Google Drive webでキーボードショートカットが利用可能に

Google Drive webでキーボードショートカットとファーストレターナビゲーションが新たに利用可能になったことにより、ファイルリスト内をキー入力で素早く移動できるようになった。同じ文字を繰り返し押すことで、その文字から始まるファイル名の次の項目へ移動することも可能だ。^[1]

ファーストレターナビゲーションを活用することで、マウス操作に頼ることなくキーボードだけでファイルの選択や操作が行えるようになった。生産性の向上とアクセシビリティの改善に役立つ機能強化と言えるだろう。

今回のアップデートは、キーボードユーザーの利便性を高めるとともに、マウスを使用できない環境でのDrive操作を容易にする。今後も継続的なユーザビリティ向上への取り組みに期待したい。

Google FormsとAppSheetが連携しオートメーション構築が可能に

Google FormsとAppSheetの連携により、Formsの送信内容をトリガーとしてAppSheetのオートメーションが構築できるようになった。これにより申請や問い合わせなどのフォーム送信を起点に、承認リクエストや通知をGmailやGoogle Chatに自動で送るといったワークフローの自動化が実現する。

またAppSheetのオートメーションからApps Scriptの関数を呼び出すことも可能だ。Forms×AppSheet×Apps Scriptの組み合わせにより、高度でカスタマイズ性の高い業務フローの自動化も期待できる。

ノーコードでのオートメーション構築を可能にするAppSheetとFormsの連携は、業務効率化とDXを推進する有力な手段になるだろう。今後のさらなる機能拡張にも注目したい。

Google Workspaceアップデートに関する考察

今回のGoogle Workspaceアップデートは、生産性向上とユーザーエクスペリエンス改善に重点を置いたものだ。キーボードショートカットの拡充やモバイルデバイス管理の強化など、日々の業務をよりスムーズに進められるような機能が充実してきている。今後は他のWorkspaceアプリとの連携深化やAIを活用した自動化・効率化機能のさらなる拡大にも期待が高まる。

一方で、新機能の導入に伴うユーザートレーニングやサポート体制の整備も欠かせない。特にセキュリティ関連の設定変更などは、適切な理解と運用が求められる。管理者向けのガイダンス充実とエンドユーザー向けの分かりやすいコミュニケーションが肝要となるだろう。

DXが加速する中、クラウドプラットフォームに対する依存度は高まる一方だ。サービス停止や不具合が業務に与える影響は小さくない為、安定性と信頼性の担保もベンダー選定の重要な要素になってくるだろう。

参考サイト

^ Google Workspace Updates. 「Google Workspace Updates」. https://workspaceupdates.googleblog.com/, (参照 24-05-28).
Google. https://blog.google/intl/ja-jp/

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